エンターテインメント・ウェブマガジン
日本映画で存在感を示し続け、三船敏郎をはじめ、偉大な俳優や監督たちとも仕事をしてきた佐久間さんが出演してくれたことは大変な光栄なことでした。撮影中も、楽しい話をたくさんすることができました。僕は小津安二郎の映画が大好きで、僕の『アリスのままで』(14)は親子の物語でもあったので、小津の『東京物語』(53)から多くのインスピレーションを受けました。この映画はノワール的な要素が強いので、ダンスのシーンでは黒澤明の『酔いどれ天使』(48)を意識しました。また、黒沢清の『CURE』(97)や、石井岳龍の『エンジェル・ダスト』(94)など、90年代のノワール的なテイストのある作品にもインスパイアされました。僕の日本文化への興味は、日本映画を通して培ったものが多いです。
僕は、この映画は苛烈なものを含んだミステリーだと思います。犯罪を解いていくという側面もありますが、ルーシーの心理に重点を置いて描きました。彼女はつらい経験をたくさんしていて、罪悪感からの解放を求めています。事故や複雑な状況で近しい人が亡くなって、自分が罪悪感を抱えている人は少なくないので、彼女に共感できる部分も多いと思います。観客には、ルーシーのエモーショナルな道のりに気持ちが通じて、一緒に付いてきてもらえればうれしいです。
(取材・文・写真/田中雄二)
映画2025年8月29日
-今回は、実年齢より年上の役で年上の吉岡里帆さんの先輩役でもありましたが難しかったですか。 水上 難しかったです。30代の工藤は単純に今の自分を老けさせればいいという話でもなく、精神的な部分で年上の人間として、令子がほれるような人間像を作っ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年8月28日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼講談は落ちない 「今日の話はオ … 続きを読む
映画2025年8月26日
-同年代の共演者とはアドリブでやり取りをしたこともありましたか。 奏介がテルオたちと大きなオブジェを作るシーンがあって、映画のスピードはずっとゆっくりなのに、あのシーンだけ会話のスピードが速くなるんです。そこで結構アドリブを入れたんですけ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年8月26日
-皆さんの歌唱シーンもあるのですか。 橋本 それはもちろん、ちょくちょくあります(笑)。歌います。アンサンブルの方と一緒に歌うシーンもありますが、ミュージカルではないんです。バックに流れていて、それに合わせて芝居していくという形だと思います … 続きを読む
ドラマ2025年8月25日
また、原作から得た気付きも大きいという。「原作には、読者の感情を揺さぶる瞬間が描かれています。それがどこにあるのかを探りながら、ドラマにもそのエッセンスを取り入れるようにしています」。 原作の短編では、百々がさまざまな医療機関を受診して … 続きを読む