第一印象は「面倒くせ~」。でも成長や変化を丁寧に演じ「最後まで見てよかったと思われたい」 中川大志(坂場一久)【「なつぞら」インタビュー】

2019年8月31日 / 08:30

-広瀬さんとは映画『四月は君の嘘』(16)などで共演されていますが、どのような印象をお持ちですか。

 すずちゃんとは中学生の頃から一緒に仕事をしていて、よく知った仲なので、彼女の作品に携われることはうれしいです。いつも気負わず自然体で器が大きく、同い年ながら尊敬しています。現場ではエネルギッシュで疲れも見せないから、すずちゃんの前では休憩中でも寝られません(笑)。

-念願の2度目の朝ドラ出演を果たし、中川さん自身も役者として成長できたのでは?

 長回しで一発で決める撮影が多いので、その一瞬にかける瞬発力は養えたかな。喫茶店でのなつとの別れのシーンや、東洋動画スタジオでの馬の画について「おかしくないですか?」と指摘するシーンは、台本10ページぐらいあって、10分以上の長回しで撮影をしているので、緊張感を持ちながらも楽しんでやっています。

-最後に読者にメッセージをお願いします。

 ヒロインのなつ同様に、「最後まで見てよかった」と思われる坂場を演じ切りたいです。ドラマとともに坂場の成長や変化も楽しみながらご覧ください。

(取材・文/錦怜那)

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