timelesz・橋本将生「『大切な人を守りたい』という気持ちは共感できる」 菊池風磨のアドバイスも明かす【インタビュー】

2025年10月21日 / 12:00

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)が毎週金曜深夜24時12分~放送中だ。本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活を送るうちに、彼女の中にもう1つの人格“眞希”がいることに気が付き、「最愛の推しは、殺人犯かもしれない」という疑念を持ちながらも、全てをささげ“共犯”となる道を選ぶ逃避行ラブサスペンス。

 本作が連続ドラマ初出演・初主演作であり、主人公の岩井巧巳役に挑戦している橋本が、演技への向き合い方や自身が推しているもの、メンバーの菊池風磨からもらったアドバイスなどを語ってくれた。

橋本将生(C)「ひと夏の共犯者」製作委員会

-橋本さんは本作が連続ドラマ初出演&初主演作となりますが、主人公の岩井巧巳役を演じていて、どのような楽しさや難しさがありますか。

  僕と巧巳は重なる部分が多くて、どこか不安げで頼りない感じや自分が決めたことに対して真っすぐな気持ちで向き合うところが似ているなと感じています。最初に台本を読んだときに巧巳に共感して愛着が湧いたので、今役の中で巧巳として生きていることがうれしいですし、その一方で、巧巳はやはり僕自身ではないので、巧巳ならどのように考えて行動するかな? と一つ一つ考えることに難しさも感じています。

-本作のプロデューサーの方が橋本さんに対して「曇りのない真っすぐなまなざしが主人公・岩井巧巳と重なる」という印象を持ったとコメントされていました。

 僕は普段、まばたきが多いタイプで、演じるときはまばたきを抑えるように意識しているので、その部分が“曇りのないまなざし”になっているのかなと思います(笑)。巧巳を演じるときは、とくに細かい目線の動きを意識しながら演技をしています。

-橋本さんは撮影現場に台本を持ち込まれていないと聞きました。バラエティー番組のお仕事などもあってお忙しい中、せりふはいつ覚えているのでしょうか。

 この作品が決まったときに、メンバーの菊池風磨くんから「撮影現場では台本を開くなよ」というアドバイスをいただいたんです。その言葉を守って、せりふは家で覚えるようにしていて。現場には台本はお守りとして持って行きますが、車の中に置いてあるので、一度も開いていません。

-ヒロインの恒松祐里さんと共演された印象を教えてください。

 恒松さんは演技が本当にお上手なので、少しでも盗めるように日々勉強させていただいています。お会いする前から笑顔がすてきで元気な方というイメージがあったのですが、実際にお会いしてもすごく元気な方で、扇風機に向かって「ワーッ」と言って声が変わるのを楽しんでいたり(笑)、恒松さんがいらっしゃると現場が明るくなるので感謝しています。最近の作品では『ガンニバル シーズン2』(ディズニープラス)のお芝居もすてきだなと思っていました。

(C)「ひと夏の共犯者」製作委員会

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

高橋一生、平山秀幸監督「アクションはもちろん、人間ドラマとしてもちゃんと娯楽性を持っている作品に仕上がっていると思います」「連続ドラマW 1972 渚の螢火」【インタビュー】

ドラマ2025年10月20日

 1972年、本土復帰を間近に控えた沖縄で、100万ドルの米ドル札を積んだ現金輸送車が襲われ行方を絶った。琉球警察は本土復帰特別対策室を編成。班長には、警視庁派遣から沖縄に戻って来た真栄田太一が任命される。班員は、同級生でありながら真栄田を … 続きを読む

オダギリジョー「麻生さんの魅力を最大限引き出そうと」麻生久美子「監督のオダギリさんは『キャラ変?』と思うほど(笑)」『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』【インタビュー】

映画2025年10月17日

 伝説の警察犬を父に持つオリバーとそのハンドラーを務める鑑識課警察犬係の青葉一平(池松壮亮)のコンビ。だが、なぜか一平だけにはオリバーがだらしない着ぐるみのおじさん(オダギリジョー)に見えており…。  この奇想天外な設定と豪華キャストが繰り … 続きを読む

【映画コラム】初恋の切なさを描いた『秒速5センチメートル』と『ストロベリームーン 余命半年の恋』

映画2025年10月17日

『秒速5センチメートル』(10月10日公開)  1991年、春。東京の小学校で出会った遠野貴樹(上田悠斗)と転校生の篠原明里(白山乃愛)は、互いの孤独を癒やすかのように心を通わせていくが、卒業と同時に明里は栃木に引っ越してしまう。  中学1 … 続きを読む

大谷亮平「お芝居の原点に触れた気がした」北斎の娘の生きざまを描く映画の現場で過ごした貴重な時間『おーい、応為』【インタビュー】

映画2025年10月16日

 世界的に有名な天才浮世絵師・葛飾北斎。その北斎と長年生活を共にし、自らも絵師“葛飾応為”として名をはせた娘・お栄の生きざまを描いた『おーい、応為』が10月17日から全国公開となる。劇中、北斎(永瀬正敏)の弟子の絵師“魚屋北渓”として知られ … 続きを読む

黒崎煌代 遠藤憲一「新しいエネルギーが花開く寸前の作品だと思います」『見はらし世代』【インタビュー】

映画2025年10月15日

 再開発が進む東京・渋谷を舞台に、母の死と残された父と息子の関係性を描いた『見はらし世代』が10月10日から全国公開された。団塚唯我のオリジナル脚本による長編デビュー作となる本作で、主人公の蓮を演じた黒崎煌代と父の初を演じた遠藤憲一に話を聞 … 続きを読む

Willfriends

page top