【インタビュー】『女の機嫌の直し方』早見あかり 結婚と成長による著しい変化! 原因不明のイラつきも芝居に対する苦痛も解消

2019年6月14日 / 13:29

 あるカップルの結婚式を舞台に、リケジョの真島愛が脳科学を駆使して男女トラブルを解決するハートフルコメディー映画『女の機嫌の直し方』(6月15日公開)に主演した早見あかり。昨年末に結婚してラブラブな結婚生活を送る早見にトラブルはなさそうだが、その実情は…? 撮影中のエピソードや、結婚や成長によって起こった自身の変化とともに語ってくれた。

早見あかり

 結婚直後、「聖母のようになった」と話していた早見。もともと感情の起伏が激しく、「家の外では“いい子ちゃん”を演じることもあったので、家族や彼(夫)の前では感情をぶつけてしまい、自分でもコントロールが効かないくらい、理由もなく不機嫌になるときもあった」のだとか。

 ところが、結婚を機に「原因不明のイラつきがなくなって怒らなくなりました。ストレスフリーで毎日が楽しいです」と笑うと、「ママにもなりたいし、それにより自分がどう変化するのか楽しみです」と、やがて来る未来に目を輝かせた。

 また「結婚したからではないけど」と前置きしつつ、成長による仕事上での変化にも言及。「典型的なA型性格なので、以前は役について考えすぎたり、勝手に作った自分のプランが監督と合わなかったときの“すり合わせ”の作業が苦手だったりして、お芝居をすることがしんどかった…」と吐露。

 だが「年齢と共に力が抜けて、いい意味で適当にやることで楽になりました。役作りも、現場の雰囲気や相手に合わせてできるようになりました」と打ち明けると、気持ちの余裕が周囲に伝わり、「よく、『こんなに笑うんだね』とか、『冷たいイメージだったけど、角が取れて丸くなったね』と言われます」と喜んだ。

 そんな早見が今回挑戦したのは、大学でAIを研究する理系女子の真島愛。「女の機嫌の直し方」をテーマに執筆している卒業論文のデータ収集のため、結婚式場でアルバイトを始め、そこで起こるさまざまな男女トラブルを解決するという役どころだ。

 リケジョ役によくある多弁なキャラクターのため、早見は「ずっとしゃべっているから、せりふを覚えるのが大変でした」と苦労をのぞかせる一方、「撮影の合間にみんなとおしゃべりしたいから頑張りました」と子どものような理由を明かして笑顔を見せた。

 脳科学もためになったようで、トラブルが起きたとき、男性は“解決”、女性は“共感”を求める脳のメカニズムについて、「男性って、わざわざ言う必要がないことを言って女性をピリピリさせるじゃないですか。でも、男性がそういうことを発する意味も分かったので、これからはあまりイラつかず、穏やかな気持ちになれるかな…」と、男性の“余計な一言”に対する理解も示した。そして、夫婦でも恋人でも、「大切なのは思いやり。それに尽きますね」としみじみと語った。

 女優として本格始動して早8年。「まさか、芝居でご飯が食べられるとは思っていませんでした。小さい頃からの夢がかなったのでびっくりしています」と現状に目を丸くする早見。

 10代の頃は大学進学と女優業で悩み、「進学して資格や免許を取得すれば人生の保険になる」と考えたこともあった。しかし、根が真面目なため、「大学は4年で卒業したい」という思いから、「いろいろと考えているうちに、自分が本当にやりたいのは保険を得ることではなくて芝居だと気付いたし、保険がないから女優として頑張らなきゃいけないと奮起した」と人生最大のターニングポイントを振り返る。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【2.5次元】武子直輝インタビュー ミラクル☆ステ―ジ「サンリオ男子」~ハーモニーの魔法~「ピアノちゃんに対して好きという感情を一生懸命ぶつける」

舞台・ミュージカル2019年10月16日

 サンリオキャラクターが大好きな男子高校生たちの日常を切り取り、さまざまなメディアでオリジナルストーリーを展開する「サンリオ男子」の一つとして始動したミラクル☆ステージ「サンリオ男子」。その新作公演となるミラクル☆ステ―ジ「サンリオ男子」~ … 続きを読む

「『せがれの高座、見るんじゃねえのか!』というせりふを書ける宮藤官九郎さんはすごい」中村七之助(三遊亭圓生)【「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」インタビュー】

ドラマ2019年10月13日

 満州を舞台に、古今亭志ん生こと美濃部孝蔵(森山未來)と小松勝(仲野太賀)の終戦前後の壮絶な体験が語られた第39回。第1回からほのめかされてきた五りん(神木隆之介)を巡る謎が明らかになった回でもあった。このとき、孝蔵と共に慰問で満州に渡った … 続きを読む

「第39回はほぼ全編、志ん生=孝蔵のシーン。驚きました」森山未來(美濃部孝蔵)「森山未來の芝居は絶品」大根仁(演出)【「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」インタビュー】

ドラマ2019年10月13日

 1940(昭和15)年の東京オリンピック開催を返上し、日本は太平洋戦争へと突入。田畑政治(阿部サダヲ)や金栗四三(中村勘九郎)らの思いをよそに戦争が暗い影を落とす中、10月13日放送の第39回では、美濃部孝蔵=古今亭志ん生と三遊亭圓生(中 … 続きを読む

【映画コラム】逆説的なビートルズへのラブレター『イエスタデイ』

映画2019年10月12日

 昨日まで、世界中の誰もが知っていたザ・ビートルズ。今日は、僕以外の誰も知らない…。そんな不思議な世界を描いた『イエスタデイ』が公開された。  売れないミュージシャンのジャック(ヒメーシュ・パテル)が引退を決意した夜、世界中で謎の停電が発生 … 続きを読む

【インタビュー】映画『ダウト~嘘つきオトコは誰?~』堀田茜 女優宣言! 群雄割拠を勝ち抜く武器は“出川ガールズ”で培ったバラエティーセンス

映画2019年10月11日

 女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルとして同世代の女性を中心に支持される一方、日本テレビ系バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」では“出川ガールズ”の一員として、キュートな笑顔を振りまきながら体当たりロケに挑戦し、その姿が … 続きを読む

アクセスランキング RANKING

page top