【インタビュー】『菊とギロチン』木竜麻生、初主演の過酷現場は「必死すぎて覚えていない」そこから得た“度胸とワクワク”

2019年4月26日 / 12:00

-本作を通して女優としての変化はありましたか。

 撮影を乗り越えられたことは自信につながったし、度胸もついたと思います。今までは、おっかなびっくりで「私がここにいていいのかな」とネガティブになることもあったけど、失敗や怒られることは20代のうちにやっておかないといけないだろうし、やって怒られたら「すみません!」でいいかなって。これからは、もっとワクワクした気持ちで現場に立ちたいです。

-この作品は木竜さんにとってどのような存在になりましたか。

 この現場がなかったら今の私はないです。いろんな初めてを経験させてもらい、女優としても人としても新しい考え方や感情を引き出してもらいました。

-最後に読者にメッセージをお願いします。

 瀬々監督をはじめ、スタッフ・キャストが圧倒的な熱量で作り上げました。舞台は大正ですが、現代にも当時と同じような鬱屈として先が見えない不安はあると思うので、今を生きる人たちにも何かを感じてもらえると思います。ぜひ見てください!

(取材・文・写真/錦怜那)

『菊とギロチン』Blu-ray&DVD
2019年4月26日(金)発売
https://pcsc-movie-product.ponycanyon.co.jp/item014.html

『菊とギロチン』ブルーレイ

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