エンターテインメント・ウェブマガジン
昨年“バブリーダンス”で注目を集めた大阪府立登美丘高校ダンス部の元キャプテンで、卒業後は女優として活動する伊原六花。デビューからわずか1年で、恋愛ファンタジーゲームを基にした「明治東亰恋伽」の連続ドラマと映画でW初主演を果たす伊原に、撮影時のエピソードや、今後の展望などを語ってもらった。
ドラマは、奇術師チャーリー(小林豊)のマジックによって明治時代にタイムスリップした女子高生の綾月芽衣(伊原)が、森鴎外(宮崎秋人)、菱田春草(高橋真佳把)ら歴史上の人物たちと出会い、淡い恋を繰り広げる物語。
オファーを頂いてからアプリゲームをしました。恋愛ものなのでニヤニヤしちゃって、展開が気になって、すごいはまりました。そんな魅力あふれる世界観を壊さないように演じようと思いました。
普通は明治時代にタイムスリップしたら怖くて悩むけど、芽衣ちゃんは困りつつもそこで暮らしていく力がある、前向きな女の子だと捉えました。だからといって自分発信で何かをするわけではないけど、周囲の影響を受けて、徐々に周りの人たちを変えていく魅力も持っていると思いました。
できるだけ原作に寄せていくように頑張りました。キャスト全員、原作の世界から飛び出してきたかのような再現性だと思います。でも、アニメや舞台化もされているので、ドラマや映画にしかできない世界観があってもいいのかな…とも思いました。
芽衣ちゃんと私は性格や好きな食べ物が似ているので、撮影中は自然に芽衣ちゃんになり、明治時代を生きられたと思います。
たくさん恋をしますが、自分が恋をしたいと願っているわけではなく、男性の方が芽衣ちゃんに自然に引かれていくので、恋愛に対してガツガツしたり、小悪魔的に見えたりするのは違うと考えました。タイムスリップして困っているような状況で恋愛に発展しても許される芽衣ちゃんの天然さやかわいさ、自然な魅力を表現しようと努力しました。
森鴎外さんです。大人で落ち着いていて、芽衣ちゃんを「子リスちゃん」と呼んだり、ドSな面もありつつ、夜遅くに帰ると心配してくれたりする優しさもあり、見守られている感じがすてきです。
初めてのドラマは「チア☆ダン」(18)で女子ばかりでしたが、今回は男性ばかりだし、1カ月間の地方ロケをやっていけるか不安でしたが、壁や年齢差を感じさせないくらい優しくて面白い方たちばかりで、すてきな雰囲気で楽しかったです。
「チア☆ダン」では、主演の土屋太鳳さんはじめ、チアダンス部のメンバー役の方たちと事前にダンス練習をして仲良くなってから撮影に入れましたが、今回は全員が初対面で、すぐに撮影だったので最初は緊張しました。ただ、劇中でも芽衣ちゃんは冒頭の鹿鳴館のシーンで森鴎外さんたちと初めて会うので、そこは現実とリンクしていたから無理せずにできました。
舞台・ミュージカル2025年2月11日
佐々木大光が主演を務める舞台、LEGEND STAGE PRODUCE「ダッドシューズ 2025」が3月8日から上演される。本作は“ダッドシューズ”と呼ばれる古臭いデザインのシューズをたまたま手に入れた主人公の若木翔と、そのシューズに魂を … 続きを読む
映画2025年2月10日
絵本作家の良城(三山凌輝)と書店員の月菜は、海沿いの街で一緒に暮らしている。学生時代から互いを大切にして交際を続けていたが、良城の強迫性障害による潔癖症で、2人は手もつなげずにいた。思い悩む月菜の前に、恋人と触れあっても心が動かないイ・ジ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年2月8日
ダンス&ボーカルグループE-girlsとしての活動から、本格的に女優業へと進出し、数々のミュージカルや舞台に出演している山口乃々華。その山口が、2月21日から上演されるKAAT 神奈川芸術劇場プロデュース 音楽劇「愛と正義」に出演 … 続きを読む
ドラマ2025年2月7日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」。2月2日に放送された第五回「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」では、前回、版元の仲間入りをすることができなかった主人公“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)がいったん立ち止まり、再 … 続きを読む
映画2025年2月7日
『大きな玉ねぎの下で』(2月7日公開) 夜はバー、昼はカフェとして営業する「Double」という店で、夜と昼に別々に働く丈流(神尾楓珠)と美優(桜田ひより)。2人は業務連絡用のノートでつながり、次第にそこに趣味や悩みもつづるようになり、互 … 続きを読む