「鈴木(亮平)さんが本当の兄妹のような雰囲気を作ってくれたので、毎日楽しかったです」桜庭ななみ(市来琴)【「西郷どん」インタビュー】

2018年12月15日 / 12:00

-そんな琴を1年間演じてきて、印象に残ったせりふは?

 第38回で吉之助さんに「少しは家族のこともいたわって!」とまくしたてる場面があるのですが、家族の中でも、琴以外には言えないせりふなので印象に残っています(笑)。あのおかげで、西郷家のみんなの着物が新しくなったんです。ただ、吉之助さんはもちろん、演じている鈴木さんもとても優しい人なので、言いながら心の中で「ごめんなさい!」と謝っていました(笑)。

-1年間、妹という立場で見守ってきた鈴木亮平さんの印象は?

 最初と最後の変化がものすごく大きかったです。「努力と熱意でここまで変われる」ということを、役者として教わりました。役に対する思いがとても強く、追求していくとお芝居には終わりがないんだなと…。そういう鈴木さんの姿勢は、これから私がお芝居をしていく上で、ものすごく大きな刺激になりました。

-兄妹役として、鈴木さんとの距離感はいかがでしたか。

 現場に入ると毎回、あいさつ代わりに「琴」と声を掛けてくれるんです。その独特の言い方がとても温かく、「『西郷どん』の現場に来たな…」という気持ちになることができました。本当の兄妹のような雰囲気を作ってくれたので、毎日とても楽しかったですし、勉強にもなりました。すごくありがたい存在でした。

-この作品は、桜庭さんにとってどんなものになりましたか。

 初めての大河ドラマでしたが、大河の中でも地元鹿児島に関わるドラマの現場に携わることができ、とても幸せでした。鈴木さんをはじめ、スタッフやキャストの皆さんからもたくさんのことを学ばせていただき、私にとって大きなステップアップになりました。一人の女性をこんなに長く演じる機会は他にないと思いますので、また大河というステージでお芝居ができるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

(取材・文/井上健一)

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