エンターテインメント・ウェブマガジン
注目すべきはクジラの調教シーン。吹き替えなしで全て自分で行ったというが、「それほど難しくはなかったです」とサラリといってのける一方、「自分の指示に自信がなかったり、クジラの機嫌が悪かったり、おなかがいっぱいだと言うことを聞いてくれないので、そういう部分では大変でした」と思い返した。
本作を通じて、「最近は、殺人犯とか主人公の敵といったダークな役か、コメディーかの両極端が多かったので、爽やかで天然な青年役という初めてのジャンルで引き出しが増えました」と喜ぶ矢野は、「主役を担う責任とか重大さを感じることができてよかったです」とも。
さらに、犯人役が多いことから、「学生の頃から『影がある』とよく言われたし、僕に求められているイメージはこれなんだなと捉えて、そのニーズに応えたい」と意気込んだ。その半面、「もちろん、女性にモテる役もやりたい」とにこやかに話すと、「まだやったことのないジャンルだし、僕のことを知らない若い年代に知ってもらうためには、キラキラしたものに出演することがいい」と策略家の一面ものぞかせた。
とはいえ、今一番興味があるのは「映画『告白』(10)を見て、すごいと感動した」という中島哲也監督。“キラキラ”とはテイストが違うことを指摘すると、「そうですよね。やったことがないから、キラキラ系の監督が分からないです…」とはにかむが、その笑顔は、好青年もイケメン役も十分にはまるほど魅力的だ。過酷で有名な蜷川の舞台を経て、さまざまな壁も乗り越えてきたのであれば、新たな夢をかなえる日もそう遠くはないだろう。
(取材・文・写真/錦怜那)
映画2026年1月21日
-章太郎役の毎熊克哉さんの印象は? 毎熊さんはすごく優しいんです。人として優しいだけではなくて目の奥が優しいんです。お芝居をしながら、何か毎熊さんの目の奥に光が見える感じがして。その光をたどってお芝居をしていたような印象があります。つらい … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年1月21日
-第2弾に向けての課題は? 今回から参加される新たなキャストの方も多いので、どのように関係性を作っていくのかが大切になってくると思います。前回は、同世代のキャストが少なかったのですが、今回は僕と同じようにアーティスト活動をしながら俳優をし … 続きを読む
ドラマ2026年1月20日
志田未来が主演する火曜ドラマ「未来のムスコ」(TBS系)が、1月13日から放送中だ。本作は、阿相クミコ氏・黒麦はぢめ氏の人気漫画をドラマ化。“定職なし、貯金なし、彼氏なし”の崖っぷちアラサー女子・汐川未来(志田)が、ある日突然5歳児・汐川 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年1月17日
-ミュージカルでは歌とダンスがありますが、今、どんな心持ちで準備をされていますか。 すごくラッキーなことに、僕は(2025年の)2月までダンスを踊っていたので、5年前にミュージカルに出演したときより、相当、レベルが上がっていると思います。 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年1月16日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 語りは、土地と人を結び直します。 … 続きを読む