【インタビュー】『ジュラシック・ワールド/炎の王国』 クリス・プラット&ブライス・ダラス・ハワード「恐竜と人間がじかに接触するシーンが多いので、今までとは違うタイプのアクションも楽しめると思います」

2018年7月3日 / 15:11

-撮影現場で常に心掛けでいることや、俳優としてのモットーはありますか。

ブライス あるメークのスタッフが言った「私たちが忠誠を誓うのはスクリーンに対してである」という言葉があります。映画はある個人に対して、重要な意味を与える可能性を持っています。実際の人生では触れることができないような心の琴線に、マジカルな形で触れることができるものです。だからこそ、人生を変えるような力も持っていると思います。なので、撮影現場で気分が落ち込んだときや、疲れたときには、この言葉を思い出すようにしています。撮影現場でする選択の基準は、常に映画のためでなければなりません。ただ、父(ロン・ハワード監督)も、今回のバヨナ監督も「自分は人間として失敗するよりも、映画作家として失敗する方がいい」と言っています。つまり、何よりも大切なのは、私たちがいい人間であり続ける努力をするということなのです。

クリス 全くその通りだね。

(取材・文/田中雄二)

(C)Universal Pictures

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