エンターテインメント・ウェブマガジン
峯田 普通に話してしまうと、ただの40歳のオッサンなので、自分の中にある子どもっぽい部分を出すようには気を付けました。でも、正解は分からないです…。自己採点は0点かな。自分で評価はつけられないので、見た人に委ねます。
麻生 0点じゃないですよ。峯田さんは(せりふを発するタイミングを表示した)タイムコードを見て、最初から声を映像にバチッと合わせていたんです。私はキャラクターの口の動きを見ていないと不安なので、初めてでそれができるなんて本当にすごいです。声も愛らしくてかわいかったです。
麻生 オリジナルの声がすごくハスキーだったので、もう少し子どもらしい声を意識して作りました。でも、笑ったり、感情が高ぶったりするところでは私の地の声が出てくるので難しかったです。
峯田 めっちゃ連絡するわけではないですし、プライベートで会うこともないですけど、唯一、連絡先を知っている女優さんです。15年前に初めて芝居をしたときに、麻生さんがそばで支えてくれたから、やめたいなんて全く思いませんでした。麻生さんの存在があるから今も役者を続けられているので、僕にとっては特別な人です。
麻生 そう言って頂けるなんて光栄です。私は、峯田さんが自然でありつつ味のある演技をされるので、ズルいなぁ、天才だなぁとうらやんでいます。いつも全力でぶつかっている姿もすてきです。
峯田 孤児院ではいろいろなことが起きて、子どもたちはつらい思いもするけれど、最後は、赤ちゃんを優しく抱きかかえているような温かい気持ちになれる作品です。
麻生 子どもからご年配の方まで、いろんな方に見ていただいて、最後にカミーユが見せるきれいな涙の意味を考えてもらいたいです。
(取材・文・写真/錦怜那)
舞台・ミュージカル2025年7月4日
2019年に宝塚歌劇団を退団して以降、今も多方面で活躍を続ける紅ゆずる。7月13日から開幕する、ふぉ~ゆ~ meets 梅棒「Only 1,NOT No.1」では初めて全編ノン・バーバル(せりふなし)の作品に挑戦する。 物語の舞台は歌舞 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年7月3日
▽長い時を刻む、大衆文化とは異なる魅力 -Kカルチャーが世界で注目される今、今回のような舞台表現はKカルチャーの中にどう位置づけられると思いますか? K-POPや映画などの大衆文化も素晴らしいですが、伝統芸術はそれよりもはるか以前から続い … 続きを読む
映画2025年7月3日
-実際に演じてみて感じたことや、演じる上で心掛けたことや気を付けたことはありましたか。 自分が桐島を演じる上で一番重要だと思ったのは、(偽名の)「ウチダヒロシ」として、1人の部屋で朝を迎えて、窓を開けてコーヒーを飲んでというシーンでした。 … 続きを読む
ドラマ2025年7月2日
磯村勇斗主演、堀田真由、稲垣吾郎が出演するカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”「僕達はまだその星の校則を知らない」が7月14日から放送スタートする。本作は、独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治(磯村勇斗)が、少 … 続きを読む
ドラマ2025年7月1日
ドラマ「私があなたといる理由~グアムを訪れた3組の男女の1週間~」が、7月1日からテレ東系で放送がスタートする。本作は、グアムを訪れた世代が違う男女3組のとある1週間を描いた物語。30代の夫婦(蓮佛美沙子、溝端淳平)、20代の大学生カップ … 続きを読む