エンターテインメント・ウェブマガジン
峯田 普通に話してしまうと、ただの40歳のオッサンなので、自分の中にある子どもっぽい部分を出すようには気を付けました。でも、正解は分からないです…。自己採点は0点かな。自分で評価はつけられないので、見た人に委ねます。
麻生 0点じゃないですよ。峯田さんは(せりふを発するタイミングを表示した)タイムコードを見て、最初から声を映像にバチッと合わせていたんです。私はキャラクターの口の動きを見ていないと不安なので、初めてでそれができるなんて本当にすごいです。声も愛らしくてかわいかったです。
麻生 オリジナルの声がすごくハスキーだったので、もう少し子どもらしい声を意識して作りました。でも、笑ったり、感情が高ぶったりするところでは私の地の声が出てくるので難しかったです。
峯田 めっちゃ連絡するわけではないですし、プライベートで会うこともないですけど、唯一、連絡先を知っている女優さんです。15年前に初めて芝居をしたときに、麻生さんがそばで支えてくれたから、やめたいなんて全く思いませんでした。麻生さんの存在があるから今も役者を続けられているので、僕にとっては特別な人です。
麻生 そう言って頂けるなんて光栄です。私は、峯田さんが自然でありつつ味のある演技をされるので、ズルいなぁ、天才だなぁとうらやんでいます。いつも全力でぶつかっている姿もすてきです。
峯田 孤児院ではいろいろなことが起きて、子どもたちはつらい思いもするけれど、最後は、赤ちゃんを優しく抱きかかえているような温かい気持ちになれる作品です。
麻生 子どもからご年配の方まで、いろんな方に見ていただいて、最後にカミーユが見せるきれいな涙の意味を考えてもらいたいです。
(取材・文・写真/錦怜那)
映画2025年12月31日
筋肉系スターの最後の生き残り そう考えると、『エクスペンダブルズ』シリーズの現役の傭兵役というのは、ステイサムにとってはむしろ異色と言っていい。多彩な個性や国籍の寄せ集めチームという設定のおかげで、彼のナチュラルな魅力もしっかり際立ってい … 続きを読む
映画2025年12月30日
-どんな点が楽しかったのでしょうか。 舞台や実写作品の場合、役を演じていても、どこか自分が残っているんです。でも、アニメーションは外見が自分と全く異なるので、より強い没入感が味わえて。それがすごく楽しかったです。 -そういう意味では、主人 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月29日
映画『うちの弟どもがすみません』やドラマ『リベンジ・スパイ』など、数々の映画やドラマ、舞台で活躍する織山尚大の3年ぶりの主演舞台となる「エクウス」が1月29日から上演される。本作は、実際に起きた事件を基に描かれた、ピーター・シェーファーに … 続きを読む
映画2025年12月28日
【日本映画】 邦画界は、今年も『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』『チェンソーマン レゼ篇』『名探偵コナン 隻眼の残像』など、アニメーション作品が興行成績の上位を占めたが、実写映画でも大ヒット作が生まれた。歌舞伎を題材とした … 続きを読む
ドラマ2025年12月26日
▽家族を世話する母 ムン・ソリは、「クイーンメーカー」(23年)や「私たちの人生レース」(同)のように、女性の主体性や自分らしさを打ち出す役を担い、エンパワーメントの姿を体現してきた。だが「おつかれさま」では、“肩書きのない母”を真 … 続きを読む