エンターテインメント・ウェブマガジン
僕は大丈夫でした。今回は超タイトスケジュールでプライベートは寝るだけだったので、撮影期間中は肉体的にも精神的にもタカノリにどっぷり漬かっていました。そのうちに僕本来の日常を忘れて、タカノリが日常になっていくんですが、やっていることは非日常だから思考がトロンとしてきて…。でも、逆にそれが撮影ではいい作用として働いたと思います。
そんな風に言われているんですか? ありがとうございます(笑)。演技に関しては舞台での経験が反映していると思います。役者の表情が見えにくい客席の一番後ろのお客さんにも届けなければいけないので、そこで培ったものは役者として大きな糧になっています。
劇団「柿喰う客」の玉置玲央さん(2013年の舞台「飛龍伝」で共演)に会って、役者としての観念が180度変わりました。役者を始めたばかりの頃は、他の役者に負けたくなかったし、とにかく自分が前に出ていかなければいけないという強迫観念もあり、一緒に作品を作っているのに、共演者を仲間だとは思っていませんでした。例えば、2人のシーンでも、自分の役にしか向き合わず、相手のことを全く気にしないで「僕一人でこのシーンを構築すればいい」と考えていました。それが、玉置さんの話を聞き、立ち居振る舞いを見ているうちに、共に演じるという“共演”の意味が分かるようになりました。
自分自身や出演した作品に興味を持ってもらいたいので、常に期待以上のことをしなければいけないと考えています。あとは、20~30年先の話ですが、立っている姿だけで見る人の想像力をかき立てるような役者になりたいです。そのために、今は体や頭、心に歴史をどんどん刻んでいきたいです。
(取材・文・写真/錦怜那)
映画2025年4月3日
-松本動監督の演出について、また寺尾聰さんら共演者の印象をお願いします。 松本監督とは初めてでしたが、私の問い掛けにも親切に細かく答えてくれました。とにかく自由にやらせてもらいました。寺尾聰さんは、昭和49年のドラマ「天下のおやじ」で寺尾 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年4月2日
-ところで、門脇さんは映像作品でもご活躍されていますが、舞台に立たれることに対してはどのような思いがありますか。 気持ちの面では変わらないですが、舞台はカメラが寄ってくれるわけではないので、声や体の所作で伝えなければいけないと思います。映 … 続きを読む
ドラマ2025年4月1日
-高知県の「やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」も訪問されたそうですね、 「アンパンマンミュージアム」には二度伺いました。どちらの日も親子連れでいっぱいで、改めて『アンパンマン』という作品が幅広い世代に愛されていることを知り、「 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年4月1日
-なるほど。では、坂本さんは増田さんのテッド、増田さんは坂本さんのジムについてはどんな印象がありますか。 坂本 テッドは一見すると自分の意見を押し通して歩んでいるように見えるけれども、実は周りを自然と幸せにしたり、勇気づけたりするタイプの役 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年3月29日
-では、鋼太郎さんの演出の魅力はどこに感じていますか。 鋼太郎さんらしい的確に丁寧な演出をつけてもらえるので、われわれとしてはやりやすいです。尊敬していますし、シェークスピア作品の演出家としてこの方の右に出るものは今、日本にはいないんじゃ … 続きを読む