【映画コラム】夫婦の愛情劇+奇想天外な冒険ファンタジー『DESTINY 鎌倉ものがたり』

2017年12月9日 / 18:28

(C)2017「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会

 監督、脚本の山崎貴をはじめ、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズのチームが、再び西岸良平の漫画を映画化した『DESTINY 鎌倉ものがたり』が公開された。

 魔物や幽霊、死神、貧乏神など、人ならざる者と人間が仲良く暮らす街・鎌倉を舞台に、前半は、ミステリー作家・一色正和(堺雅人)と年若い妻・亜紀子(高畑充希)の、騒がしいけれど幸せな新婚生活の日常を、一転、後半は、愛する妻の命を取り戻すため、正和がただ一人で黄泉(よみ)の国へと向かう様子を描く。

 夫婦の愛情劇と奇想天外な冒険ファンタジー、そのギャップを楽しめるか否かが、本作に対する評価の分かれ目となるだろう。

 
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