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『スター・ウォーズ』シリーズ続3部作の第2章に当たる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が公開された。
オープニングで、ジョン・ウィリアムズ作曲のファンファーレが鳴り響くと、一気にその世界に引き込まれる。これは1977年から連綿と積み重ねられてきたシリーズの歴史の長さ故だと感じた。
本作は、前作『~フォースの覚醒』(15)直後の話で、主人公のレイ(デイジー・リドリー)、フォースの暗黒面の担い手カイロ・レン(アダム・ドライバー)、レジスタンスのパイロットのポー(オスカー・アイザック)、迷える兵士フィン(ジョン・ボイエガ)、そして新型ドロイドのBB-8といった魅力的なキャラクターの“その後”が描かれる。
ところで、この続3部作の主役は、身のこなしが良く、若さが魅力のレイなのだが、『~フォースの覚醒』の“裏主役”がハン・ソロ(ハリソン・フォード)だったことから、2作目と3作目ではルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)とレイア姫(キャリー・フィッシャー)が裏主役となり、それぞれが『スター・ウォーズ』に決着を着けていくのでは…と勝手に想像していた。その予想通り、やはり今回の裏主役はルークであった。