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イベント終了後には、マスコミ向け取材会に応じ、頼朝の義時に対する思いを次のように語った。
「僕の中では、やっぱり頼朝さんっていう人は、人を見る目というのがあった人なんだと思う。そうじゃないと、生きていけなかったと。子どもの頃から流されて、自分のそばに置いておくべき人間が誰なのか瞬時にパッと気づくような人なのかな。そんな中で、義時には初めて会ったときから、なんとなく彼の慎重なところだったり、野心がないところだったり、そういう所に引かれていたのかなと思いはありましたね。これがいいことかは別として、どうしても小栗くんが演じているというとこで、どこか小栗旬と義時が重なるところもあって。僕が演じた頼朝は義時を信じて、思わず大事なことを話してしまうっていう存在でしたね」
(取材・文/井上健一)