【花子とアン インタビュー】仲間由紀恵「撮影の合間もお嬢さま言葉で話しています」 はなの“腹心の友”葉山蓮子役を演じる

2014年4月26日 / 19:32

はなの生涯の友、葉山蓮子を演じる仲間由紀恵

 『赤毛のアン』の翻訳者として知られる村岡花子の半生を描くNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」。主人公のはな(吉高由里子)の生涯の友となる葉山蓮子を演じる仲間由紀恵がインタビューに応じ、役に対するこだわりや思い、撮影現場の様子などを語った。

 仲間演じる蓮子のモデルは伯爵家出身の歌人・柳原白蓮。24歳の時に修和女学校に編入したため、はなよりも8歳年上の同級生という設定だ。自分とは正反対に貧しい家で生まれ育ったはなと出会い、彼女の純粋さに大きな影響を受けていく。女学校を卒業後、九州の石炭王と政略結婚するが、愛のない結婚生活に苦しみ、年下の青年と恋に落ちる。

―これまで蓮子を演じてきた印象をお聞かせください。

  今は九州での結婚生活のシーンまで撮影していますが、演じていて思うのは、この人の人生は本当に波乱な人生で全然楽にならないということです(笑)。今のところは、運命はどうしてこうも彼女につらく当たるのだろうと思いながら演じています。

―蓮子を演じる醍醐味(だいごみ)はどんなところにあるでしょうか。

 彼女は伯爵家に生まれ育ったのでとても高飛車で気が強く、この時代の女性にしては珍しいぐらい強くはっきりとした意思を持った人だと思います。蓮子は同級生にきつく当たったり、先生たちにも失礼な態度を取ったり、“お譲さま言葉”を使いながらすごい皮肉を言ったりします(笑)。そうした彼女が持っている“すべてをはねのけてしまうような気の強さ”というのは演じていて楽しいし、(キャラクターにも)徐々に愛着が湧いてきています。

―蓮子にとって、女学校時代とはどういう位置付けだったのでしょうか。

  彼女にとっては掛け替えのない、本当に大切な青春の最後の1ページだと思います。蓮子には実家にも自分の心を受け止めてくれる親族がいません。自分の素直な気持ちを聞いてくれる人がいない環境で育った彼女にとって、親友ができた女学校は人生における一つの光のような場所だったと思います。

―蓮子を演じる上で気を付けていることや意識していることがあれば教えてください。

  まず、意識をしないと自分でもブレてしまいそうなのが言葉遣いです。普段は使わない「~でございますわよね」といったお嬢さま言葉がたくさん出てきます。でも伯爵家の娘であればそういう言葉は使い慣れているはずなので、見ている人に少しでもリアルに感じてもらえるように、演じる私たちが恥ずかしがらずに言えるようにならなければと思っています。

―撮影の合間に吉高さんやほかの女学生役の皆さんとお嬢さま言葉を使ったりしますか。

  使いますね。吉高ちゃんも私に会ったら「あ、蓮子さま、ごきげんよう」みたいな感じです(笑)。みんな使い慣れない言葉が多いので、慣れるようにと遊びの中でも使うように意識しています。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

山崎育三郎「一番、自分に近い存在」 ミュージカル「ファインディング・ネバーランド」が伝える「解釈力」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年10月31日

 山崎育三郎が主演するミュージカル「ファインディング・ネバーランド」が2027年1月8日から上演される。本作は、ジョニー・デップ主演で2004年に公開された映画『Finding Neverland』(邦題『ネバーランド』)を元に作られたミュ … 続きを読む

【映画コラム】10月の公開映画から

映画2026年10月31日

「ディスクロージャー・デイ」(10月1日公開)★★★★ 宇宙人の存在を知った人類は…  地球外生命体を巡る秘密と、その開示に迫るスティーブン・スピルバーグ監督のSFサスペンス。「未知との遭遇」から約50年。宇宙からの来訪者を描いてきた監督が … 続きを読む

柳楽優弥「川栄さんと真剣に作品に向き合ってきた」川栄李奈「柳楽さんを信頼しています」共演4度目の2人が伝説的作品に挑む『RYUJI 竜二』【インタビュー】

映画2026年10月30日

 1983年に公開されるや否や観客の熱狂的な支持を集めた『竜二』。直後に主演・脚本の金子正次が急逝したことも重なり、伝説的作品として時代を超えて語り継がれてきた。その伝説が、新たに『RYUJI 竜二』として令和の現代によみがえる(10/30 … 続きを読む

横浜流星に「流星をよろしく」の声続々 『国宝』脚本家・奥寺佐渡子が「LOST10」で感じた愛される人柄【インタビュー】

ドラマ2026年10月30日

 横浜流星が主演するドラマ「LOST10」が、毎週金曜午後10時からTBS系で放送中だ。本作は、横浜と映画『国宝』以来の再タッグとなる奥寺佐渡子氏が脚本を担当し、「Nのために」「最愛」などを手掛けた塚原あゆ子監督らのチームが制作するヒューマ … 続きを読む

桐谷健太、「聖地X」で5年ぶりの舞台に挑む 「きっといろいろな刺激を受け、新たな感覚に出会える」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年10月30日

 桐谷健太が主演する舞台、PARCO PRODUCE 2026「聖地X」が、11月5日から上演される。本作は、SFやホラー、怪談など“目に見えないもの”との関わりから人間の本質を描いてきた劇作家・演出家で、劇団イキウメ主宰の前川知大の代表作 … 続きを読む

page top