柳葉敏郎、理想のリーダー像を語る 「僕にとっても永遠のテーマです」

2014年3月14日 / 17:33

(左から)高梨臨、柳葉敏郎、中村蒼

 BSテレビ局・Dlife初のオリジナル日本ドラマ「東京ガードセンター」に出演する俳優の柳葉敏郎、中村蒼、高梨臨がインタビューに応じた。

 ドラマは、昼夜を問わずに寄せられる警備システムからの非常通報に対応する「ガードセンター」を舞台に、深刻な事件からイタズラまで、一つ一つに迅速かつ的確な判断を下して対処する“監視員”たちの活躍を描く。

―この作品はDlife初の日本の連続ドラマということで、柳葉さんにとっても新たな挑戦になると思いますが、オファーを聞いたときの率直な感想は。

柳葉 僕の人生のテーマとして、「何事にも挑戦」という気持ちを持って仕事でもプライベートでもやっているつもりなので、物事に挑戦するということに関して、また一つステージを与えてもらったのかなと思います。作品を作るに当たって思いを一つにして取り組むということは、自分のやりがいとして大きなものになるので最高です。

―ガードセンターが舞台という珍しいドラマですが、このテーマについてどう思いますか。

柳葉 皆さんもそれほど見たことがないテーマだと思うので、そこに対する楽しみは持っています。見ていただく方にも新鮮な思いで見てもらいたいと思うし、そのためには僕たちも新鮮な気持ちで演じなきゃいけないなと思うので、その使命を果たすことが僕のチャレンジなのかなと思います。

―皆さん、どんなふうに演じていきたいと考えていますか。

柳葉 僕が演じる戸倉真実という男はセンター長なので、まずは部下たちに信頼されなければ話にならないと思います。戸倉は何を思って何を感じてそこに至るのかということを何らかの形で提供しながら、この仕事はきっとチームワークですから、その仕事をしっかりまとめるところにいないといけないので、周りをしっかり見て判断する人間になれるように役作りをしていきたいです。

中村 僕が演じる佐々岡守という人物は、現場に入って間もないという設定なのでマニュアルっぽくないというか。周りの人の小さなしぐさにも気付いているはずなので、助けを求めてくる人ときちんと向き合って、真っすぐに演じられたらいいなと思います。

高梨 私の役はキャラクター的にはしっかり者のあねご肌かなと思いますが、完璧な人間ではないですし、現場に入ってから皆さんとお芝居をしながらキャラクターを作り上げていきたいなと思います。

―センター長という新たなリーダー像を演じる柳葉さんですが、柳葉さんが考える理想のリーダー像とはどんな方ですか。

柳葉 僕が思っている理想のリーダー像は、何事にも動じないというか、とにかくでかい人。最近、自分の失敗をきちんと次の世代に伝えられる人は、もしかしたらすごいリーダーなんじゃないかなって思ったんです。僕の場合は家族の大黒柱としてですが、これはもう僕にとっても永遠のテーマです。

―最後に視聴者に向けてメッセージをどうぞ。

柳葉 あまり見たことのない世界が描かれているので、それをまず楽しみにしてほしいということと、それから、あとは若い2人に任せます(笑)。

中村 僕ですか(笑)。僕もこの作品を通してこういう人たちがいることを知ったので、皆さんもそこを感じてくれたらうれしいですし、一話重ねるごとに登場人物がどんな人物なのか分かるので、共に感情移入して楽しんでいただければいいなと思います。あとは高梨さんに任せます(笑)。

高梨 「東京ガードセンター」って聞いただけでは、何だか分からないと思うんですけど、まずは見てみてほしいなって思います。私も初めは何も分からなかったけど、台本を読んだらすごい人間ドラマがあって、ストーリーとしても面白かったので、ぜひ見ていただければと思います。

―見事なパス回しでしたね。

 柳葉 うん、よし。彼らが動いて何ぼなんでね(笑)。

「東京ガードセンター」

ドラマ情報
「東京ガードセンター」はDlifeで毎週木曜日午後11時からスタート(各話30分・全12話)


特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【インタビュー】「十三人の刺客」中村芝翫「ぜひまた克典さんと共演を」高橋克典「家族に近い感覚でできたことが楽しかった」幼なじみの2人が、名作時代劇のリメークドラマで初共演

ドラマ2020年11月27日

 昭和の名作時代劇が、令和の時代によみがえる。昭和38(1963)年の公開以来、映画やテレビドラマ、舞台劇として何度もリメークされてきた「十三人の刺客」が、NHK BSプレミアムで11月28日(土)午後9時から新作テレビドラマとして放送され … 続きを読む

【インタビュー】『記憶の技法』石井杏奈「自分も華蓮と一緒に旅をした気分になって、自然と成長していけたと思います」

映画2020年11月26日

 東京に住む女子高校生の鹿角華蓮(かづの・かれん=石井杏奈)は、奇妙な記憶喪失癖に悩んでいた。幼少期の記憶の断片が不意に脳裏をよぎり、しばしば意識が飛んでしまうのだ。ある日、華蓮は自分が養子であることを知る。真実を知りたいと考えた華蓮は、同 … 続きを読む

【インタビュー】「23階の笑い」小手伸也 三谷幸喜演出の舞台で「全力で恩返しをするときがきた」

舞台・ミュージカル2020年11月25日

 三谷幸喜が演出する、ニール・サイモン作の「23階の笑い」が、12月5日から上演される。本作は、熾烈(しれつ)な視聴率戦争で各局がしのぎを削っていた1950年代のアメリカのテレビ業界が舞台。ある高層ビルの23階の一室に集まった人気コメディア … 続きを読む

【大河ドラマコラム】「麒麟がくる」 第三十三回「比叡山に棲(す)む魔物」光秀を比叡山焼き討ちに導いた運命の歯車

ドラマ2020年11月23日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」。11月22日放送の第三十三回「比叡山に棲(す)む魔物」では、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)と比叡山の天台座主・覚恕(春風亭小朝)の同盟に苦杯を喫した織田信長(染谷将太)が、家臣たちに比叡山 … 続きを読む

「派手な衣装からも、どこか憎めないキャラクターとして目に止まれば」ユースケ・サンタマリア(朝倉義景)【「麒麟がくる」インタビュー】

ドラマ2020年11月22日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」。個性的な戦国武将が数多く登場する中、本心の読めないキャラクターとして異彩を放っているのが、越前の戦国大名・朝倉義景だ。一時は美濃を逃れた明智光秀(長谷川博己)をかくまい、後には織田信長(染谷将 … 続きを読む

page top