エンターテインメント・ウェブマガジン
アカデミー賞史上最多の14部門ノミネートで、世界中で話題を呼んだ映画『ラ・ラ・ランド』の世界が味わえる、「LA LA LAND Live in Concert:A Celebration of Hollywood ハリウッド版 ラ・ラ・ランド ザ・ステージ初来日公演」が、8月18日から開催される。この公演は、ハリウッドでたった一度だけ開催されたステージ・エンターテインメントで、既存のフィルムコンサートにはなかった、ダンサーたちのライブ・パフォーマンスをはじめ、豪華な花火や特殊効果、88人編成のフルオーケストラとジャズ・バンドの生演奏などによって、これまでにないステージが繰り広げられる。PRアンバサダーに就任した3時のヒロインの福田麻貴とかなでに、公演の見どころや、映画『ラ・ラ・ランド』でも描かれた“夢を追うこと”についての思いを語ってもらった。
福田 まだ全然仕事がないときに見た映画だったので、ストーリー的にも刺さる部分は多かったんですが、でも、それよりも響いたのは音楽とダンスと歌とピアノとファッションです。おしゃれでロマンチックで、とにかく全てがドンピシャで、始まった瞬間から最後までずっとくぎ付けでした。パーフェクトな映画だと思います。
かなで 私もミュージカルが大好きで、いろいろな作品を見ていますが、『ラ・ラ・ランド』にしかない空気感や音楽はすごくすてきだと思います。ミュージカルって歌い上げる系の曲が多いんですが、『ラ・ラ・ランド』の楽曲は切ない曲も多くて、これまでにない楽曲だと私は感じたので、それも魅力だと思います。
福田 もちろん有名なピアノのシーンとか、ダンスをしているシーンとか、冒頭のシーンとかは、当たり前に大好きなんですけど、それ以外でいったら、セブとミアがすれ違ってけんかになってしまって料理が焦げるシーンです。そのシーンのせりふが、「そうやって人ってすれ違うんだよね」というのがリアルに表現されていて印象に残っています。
かなで 私は、友達がパーティーに誘うシーンがすごく好きです。あと、ラストの方で、面接をしているときに、普通の会話からだんだんと歌になっていくところはすごかったです。
福田 すごかったよな、あのシーンは。コントでまねしようと思ったことあったもん。
福田 難しいですね…。自分もずっと夢を追い掛けてきたので、だからこそ軽々しく「夢ってかなうよ」とは言えないです。でも、夢がかなうまでやり続けるという覚悟がある人が夢をかなえることができると思うのかなと思います。「夢は覚悟」みたいな(笑)。
かなで 私は、やりたいことがあるなら、それをやってほしいと思います。人生、一度きりなので。
かなで やっぱり、芸人になろうと思ったときは、覚悟を決めました。子どもの頃から、自分でやりたいと思ってやるよりも、親や周りの人からいわれてやることの方が多かったから、養成所に入ったのは、すごく大きな覚悟でした。
福田 私は、上京してすぐに父が亡くなってしまって、お金もなく、大阪にいるお母さんに寂しい思いをさせて、貧乏をさせて、何をやっているんだろうと思ったときですね。絶対にお母さんを幸せにしたいと思って、売れなくて、つらい時期に覚悟が決まっていったんだと思います。原動力はお母さんの存在でした。それから、あとはプライド。芸人になると一回、決めたんだから、やり切るまでは終わられへんという気持ちになってたんです。
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