3時のヒロイン、トリオ結成5年「覚悟がある人が夢をかなえることができる」【インタビュー】

2022年8月12日 / 08:00

 アカデミー賞史上最多の14部門ノミネートで、世界中で話題を呼んだ映画『ラ・ラ・ランド』の世界が味わえる、「LA LA LAND Live in Concert:A Celebration of Hollywood ハリウッド版 ラ・ラ・ランド ザ・ステージ初来日公演」が、8月18日から開催される。この公演は、ハリウッドでたった一度だけ開催されたステージ・エンターテインメントで、既存のフィルムコンサートにはなかった、ダンサーたちのライブ・パフォーマンスをはじめ、豪華な花火や特殊効果、88人編成のフルオーケストラとジャズ・バンドの生演奏などによって、これまでにないステージが繰り広げられる。PRアンバサダーに就任した3時のヒロインの福田麻貴とかなでに、公演の見どころや、映画『ラ・ラ・ランド』でも描かれた“夢を追うこと”についての思いを語ってもらった。

3時のヒロイン (ヘアメーク:薗部聖奈、小谷美佳/スタイリスト:梅津美羽)

-映画『ラ・ラ・ランド』が公開当初から大好きだったそうですが、映画のどんなところに魅力を感じましたか。

福田 まだ全然仕事がないときに見た映画だったので、ストーリー的にも刺さる部分は多かったんですが、でも、それよりも響いたのは音楽とダンスと歌とピアノとファッションです。おしゃれでロマンチックで、とにかく全てがドンピシャで、始まった瞬間から最後までずっとくぎ付けでした。パーフェクトな映画だと思います。

かなで 私もミュージカルが大好きで、いろいろな作品を見ていますが、『ラ・ラ・ランド』にしかない空気感や音楽はすごくすてきだと思います。ミュージカルって歌い上げる系の曲が多いんですが、『ラ・ラ・ランド』の楽曲は切ない曲も多くて、これまでにない楽曲だと私は感じたので、それも魅力だと思います。

-特に印象に残っているシーンは?

福田 もちろん有名なピアノのシーンとか、ダンスをしているシーンとか、冒頭のシーンとかは、当たり前に大好きなんですけど、それ以外でいったら、セブとミアがすれ違ってけんかになってしまって料理が焦げるシーンです。そのシーンのせりふが、「そうやって人ってすれ違うんだよね」というのがリアルに表現されていて印象に残っています。

かなで 私は、友達がパーティーに誘うシーンがすごく好きです。あと、ラストの方で、面接をしているときに、普通の会話からだんだんと歌になっていくところはすごかったです。

福田 すごかったよな、あのシーンは。コントでまねしようと思ったことあったもん。

-では、夢を追いかけるセブとミアの姿を描いた本作にちなんで、ぜひ、お二人から夢をかなえようと頑張っている若者へメッセージをお願いします。

福田 難しいですね…。自分もずっと夢を追い掛けてきたので、だからこそ軽々しく「夢ってかなうよ」とは言えないです。でも、夢がかなうまでやり続けるという覚悟がある人が夢をかなえることができると思うのかなと思います。「夢は覚悟」みたいな(笑)。

かなで 私は、やりたいことがあるなら、それをやってほしいと思います。人生、一度きりなので。

-お二人が、夢に向けて覚悟を決めた瞬間は?

かなで やっぱり、芸人になろうと思ったときは、覚悟を決めました。子どもの頃から、自分でやりたいと思ってやるよりも、親や周りの人からいわれてやることの方が多かったから、養成所に入ったのは、すごく大きな覚悟でした。

福田 私は、上京してすぐに父が亡くなってしまって、お金もなく、大阪にいるお母さんに寂しい思いをさせて、貧乏をさせて、何をやっているんだろうと思ったときですね。絶対にお母さんを幸せにしたいと思って、売れなくて、つらい時期に覚悟が決まっていったんだと思います。原動力はお母さんの存在でした。それから、あとはプライド。芸人になると一回、決めたんだから、やり切るまでは終わられへんという気持ちになってたんです。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

「豊臣兄弟!」第20回「本物の平蜘蛛」不思議な印象を残した松永久秀の最期【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年5月28日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=羽柴秀吉/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。5月24日に放送された第20回「本物の … 続きを読む

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(14)梅は飛び

舞台・ミュージカル2026年5月28日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼太宰府天満宮の「梅ヶ枝餅」  前 … 続きを読む

芳根京子&渡辺翔太、ウェンディの視点から描く「ウェンディ&ピーターパン」で初の舞台共演 お互いに「心強い」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年5月27日

 芳根京子と渡辺翔太がダブル主演を務める、Bunkamura Production 2026/DISCOVER WORLD THEATRE vol.16「ウェンディ&ピーターパン」が、6月12日から上演される。本作は、世界的名作「ピーターパ … 続きを読む

佐々木蔵之介「この映画を見た後で自分の気持ちがさまようようなところがあるので、誰かと一緒に見てほしいと思います」『名無し』【インタビュー】

映画2026年5月22日

 その男が右手で触れた瞬間、相手は消え、死が訪れる。世にも奇妙な凶器なき犯行と謎に包まれた動機とは…。俳優だけでなく、脚本家、映画監督としても活躍する佐藤二朗が、初めて漫画原作を手がけたサイコバイオレンスを、自らの主演・脚本、城定秀夫監督で … 続きを読む

宮野真守&神山智洋、初共演の二人が作り上げる、劇団☆新感線のドタバタ音楽活劇ミステリー 「多幸感にあふれた作品をお届けしたい」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年5月22日

 宮野真守と神山智洋(WEST.)が出演する、2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇「アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~」が、6月12日から上演される。本作は、脚本に劇作家の福原 … 続きを読む

page top