エンターテインメント・ウェブマガジン
西野七瀬が、5月10日から上演されるCOCOON PRODUCTION 2022/ DISCOVER WORLD THEATRE vol.12「みんな我が子」-All My Sons-で、2度目の舞台出演を果たす。本作は、アメリカの片田舎に暮らす家族とその隣人、そして友人・家族に起こった1日を描いた物語。アメリカの劇作家、アーサー・ミラーの傑作戯曲を、堤真一、森田剛、伊藤蘭らを迎えて上演する。森田演じるクリスと引かれ合うアン役を演じる西野に、本作への意気込みや俳優業への思いなどを聞いた。
こんなにも早く、次の舞台のお話を頂けるとは思っていなかったので、本当にびっくりしました。
そうですね。それまでは舞台に出演するのは怖いという思いがあったのですが、挑戦してみたら、皆さん温かく迎えてくださって、映像の作品とはまた違ったことを学ぶことができると感じました。実は、今回のオファーもすごく迷ったんです。初めてのことも多く、難しい戯曲なので、どうしようって。ですが、この作品を通して学べることもたくさんあると思うので、挑戦させていただこうと思いました。私にとっては大きな壁ですが、自分で決めたことなので、精いっぱい頑張りたいと思っています。
すごく楽しく、恵まれた環境の中で演じることができたので、少しずつ余裕を持って演じることができるようになりましたが、面白さを感じられるほどの経験はまだないので、どこがというのは難しいですね…。ただ、映像と違って、舞台では繰り返し同じ作品を演じることができるので、失敗したり、後悔してしまう部分があったとしても、そこを日々の公演の中で取り戻せているという感覚がありました。毎回、次はこうしようと思いながら演じていたので、そこは映像作品とは違うと思います。そうして何度も演じられたからこそ、心残りはなかったです。
自分ではあまり分からないです。前回は、動き回ったり、転がったりしたので、受け身は上手に取れるようになりましたが、きっと今回はそれは使わないと思うので(笑)。ですが、今回もまたたくさんのことを学べると思うので楽しみにしています。
正直なところ、難しかったです。私たちが普段は使わないような言い回しも多かったので、独特だなと思いました。私が演じるアンは、感情の起伏がある役柄なので、どんな気持ちでこのせりふを言っているんだろうと、まだ分からないことだらけです。なので、今は不安が大きいです。
もともとはケラー家の次男ラリーの婚約者だったのですが、ラリーが亡くなり、今は彼のお兄さんのクリスに思いを寄せているという人物です。まだ感情の流れがつかめていないので、これから頑張って作っていきたいと思います。
多分、最初は誰の目も見られないぐらい緊張してしまうと思います(笑)。堤さんは、周りの役者さんから、気さくで素晴らしい方だと聞いていて、関西出身という共通点を生かしてお話しさせていただきたいと思います。森田さんは、ストイックな方という印象です。2人で会話をするシーンも多いので、いい関係を築けたらと思っています。
映画2025年11月1日
『爆弾』(10月31日公開) 酔った勢いで自販機を壊し店員にも暴行を働き、警察に連行された正体不明の中年男(佐藤二朗)。自らを「スズキタゴサク」と名乗る彼は、霊感が働くとうそぶいて都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告する。 やがてその言葉 … 続きを読む
ドラマ2025年10月31日
福本莉⼦と⾼橋恭平(なにわ男⼦)がW主演するドラマW-30「ストロボ・エッジ Season1」が31日午後11時から、WOWOWで放送・配信がスタートする。本作は、咲坂伊緒氏の⼤ヒット⻘春恋愛漫画を初の連続ドラマ化。主人公の2人を軸に、 … 続きを読む
ドラマ2025年10月31日
NHKで好評放送中の連続テレビ小説「ばけばけ」。明治初期、松江の没落士族の娘・小泉セツと著書『怪談』で知られるラフカディオ・ハーン(=小泉八雲)夫妻をモデルに、怪談を愛する夫婦、松野トキ(髙石あかり)とレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ) … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年10月31日
宮藤官九郎が作・演出を手掛ける「大パルコ人」シリーズの第5弾となるオカタイロックオペラ「雨の傍聴席、おんなは裸足・・・」が11月6日から上演される。本作は、「親バカ」をテーマに、離婚を決意しているミュージカル俳優と演歌歌手の夫婦が、親権を … 続きを読む
映画2025年10月30日
『孤狼の血』で知られる柚月裕子の同名小説を映画化。昭和から平成へと続く激動の時代を背景に、謎に包まれた天才棋士・上条桂介(坂口健太郎)の光と闇を描いたヒューマンミステリー『盤上の向日葵』(配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松 … 続きを読む