堤真一が声優初挑戦 「二度とやりたくないぐらい難しかった」

2022年1月18日 / 06:26

(左から)杏、堤真一、鈴木涼真、安藤雅司監督 (C)エンタメOVO

 映画『鹿の王 ユナと約束の旅』完成披露試写会が17日、東京都内で行われ、声優を務めた堤真一、竹内涼真、杏と安藤雅司監督が登壇した。

 上橋菜穂子氏のファンタジー小説をアニメ化した本作は、人類と謎の病との壮大な戦いを描く。物語の主人公で、謎の病の抗体を持つ孤独な戦士ヴァンを堤、謎の病の治療法を探す天才医師ホッサルを竹内、抗体を持つ者を追う暗殺者サエを杏が演じた。

 声優初挑戦となった堤は、原作のファンだったといい、「オファーはうれしかったのですが、アテレコの経験がなかったので、もしやるなら『何回NGを出してもいいような環境でやらせてください』とお願いしました」と告白。

 また、「知り合いに(声優の)落合福嗣くんというのがいて、彼は『簡単』というけれど、いかに難しいかを感じていた。ちょっと僕には無理だなと思って、あまりにご迷惑を掛けるようだったら、お断りした方がいいかなと考えてました」と明かした。

 実際に演じてみて、「二度とやりたくないぐらい難しかった」と苦笑する堤だが、安藤監督は「とんでもない。どのテークも良かった。本当に謙虚に取り組んでくださった」と語った。これを聞いた堤は「救われます!」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 劇中では、仲間のために命を懸けて戦う者を「鹿の王」と表現することから、「あなたにとっての鹿の王は?」と尋ねられたキャストたち。

 杏は「昔からお互いを知っている友達たち」を挙げ、「10代の頃からずっと話しているので、お互いの人生を共有しているような気持ち。これからも手を差し伸べ合って、支え合っていくと思うし、おばあちゃんになっても、みんなでワーワー言っていると思います」と笑顔で話した。

 映画は2月4日から公開。

 


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