大森南朋「ちむどんどん」で比嘉賢三役 子どもたちに「夢に向かって真っすぐに育ち、幸せになって」

2022年4月18日 / 14:23

比嘉賢三役の大森南朋 (C)NHK

 現在放送中のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」。本作は、本土復帰前の沖縄で四人兄妹の次女として生まれ育ったヒロイン暢子(黒島結菜)が、やがて上京し、沖縄の家族に支えられながら料理人の道を目指す物語。

 優子(仲間由紀恵)の夫で、四人兄妹の父親・比嘉賢三を演じる大森南朋からインタビューコメントが届いた。

 大森は「苦労人でもある賢三は、昔かたぎで筋の通った人。まさに昭和のお父さんという感じなので、心の中には『ブレない父親でいたい』という気持ちがあるのではないかと思っています。ただ、やっぱり人間ですから、何かしらのブレは必ず生まれるはず。そんな細かな感情を、お芝居で表現していければと思いました」とコメント。

 また、「普段はあまり役作りをしないんです。でも、今回はせりふが沖縄言葉かつ沖縄の伝統楽器である唄三線を愛するという役どころでしたので、4カ月ぐらい練習を重ねてから撮影に臨みました」と明かした。

 比嘉家については、「とてもいい家族です。わんぱくな賢秀(浅川大治)に、しっかり者の良子(土屋希乃)、ハキハキした暢子(稲垣来泉)、かわいらしい歌子(布施愛織)と、それぞれキャラクターも立っていますね」と説明。

 「中でも、家族でご飯を食べるシーンは、誰かが悩んでいたら話を聞いたり、ときにはお父ちゃんがたしなめることもあったりと、平和でいいなとしみじみしました。食卓を囲みながら『こうした時間がまさに“幸せ”というものなんだ』と、優子さんと賢三が子どもたちに伝えているような感覚もあります」と振り返った。

 子どもたちの性格については、「子役時代の良子と歌子を見ていると、優子さんによく似ているなと思います。賢秀と暢子は賢三似なのかな? 中でも暢子は、いい意味で頑固というか、筋を通すところが賢三に似ています。一緒に料理をするシーンを演じていても互いに響き合うものがありました」と語る。

 続けて、「そんな子どもたちがどう成長していくのか、今から楽しみです。賢三は早くに亡くなってしまいますが、いつも家族を見守っていると思いますし、子どもたちにはそれぞれの夢に向かって真っすぐに育ち、幸せになってほしいと願うばかりです」とメッセージを送った。


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