小松菜奈『余命10年』ジャパンプレミアで涙 役を演じ切った後は「抜け殻状態。燃え尽きた」

2022年1月25日 / 10:14

涙で声を詰まらせながらあいさつした小松菜奈 (C)エンタメOVO

 映画『余命10年』ジャパンプレミアが24日、東京都内で行われ、出演者の小松菜奈、坂口健太郎、山田裕貴、奈緒、黒木華、原日出子、松重豊と藤井道人監督が登壇した。

 本作は、故・小坂流加さんの同名小説を映画化。数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松)は生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていたが、地元の同窓会で和人(坂口)と出会い、互いに強く引かれ合う。難病を患っていた小坂さんは、小説の文庫化を待たずして無くなっている。

 撮影は約1年をかけて行われた。小松は「この企画の話を頂いてから、本当にいろんな物語があって…」と語り始めたところで、感極まって目に涙を浮かべた。

 続けて、「こうして完成できたこと、今ここに立っていることを本当にうれしく思います。映画『余命10年』がこれからたくさんの人に届くよう、心から願っています。この日を迎えられてとても幸せです」と涙で声を詰まらせながらあいさつした。

 また、余命を宣告される役とあり、減量して撮影に臨んだという小松。役を演じ終えた後は、「抜け殻状態だったというか、燃え尽きたな…という気持ちが大きくて、すぐに次の仕事に進めないぐらい、不思議な時間でした」と明かした。

 小松は「自分の人生と役の人生の両方が重なった。二つの人生を歩み続ける、そんな役は今までになかったので…。すごく大好きな現場だったし、皆さんと一緒に作品を作れたことは、かけがえのない宝物になりました」と振り返った。

 小松とW主演した坂口も「撮影しているときはすごく宝物のような時間でした。本当に生き切ったなと。完成したものを見ても、自分でもここまで感情があふれることがあるんだなと、ちょっと驚きました。本当に愛にあふれた作品になったと思います」とアピールした。

 映画は3月4日から公開。

 


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「一体どんな終幕を迎えることになるのか」「この脚本だと、演者の皆さんは大変だと思う」

ドラマ2025年12月16日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、15日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社の仲間たち … 続きを読む

Willfriends

page top