千葉雄大“ヌクメン”キャラを封印 「気持ちに余裕がない部分もありました」

2019年8月30日 / 15:00

千葉雄大(左)と竹中直人

 ドラマ「盤上の向日葵」の試写会が30日、東京都内で行われ、出演者の千葉雄大と竹中直人が出席した。

 本作は、名駒とともに発見された白骨遺体に秘められた過酷な運命を背負いながら、将棋界で頂点を目指した異端の棋士・上条桂介(千葉)の半生をあぶりだす本格ヒューマンミステリー

 NHK連ドラ初主演の千葉は「学生時代から大人になるまでの長い人生を丁寧に演じさせていただきありがたかったです」と笑顔。これまでの癒やし系“ヌクメン”キャラとは違う役どころに、「気持ちに余裕がない部分もありましたが、一生懸命入り込めた作品でした。将棋もプロ棋士の先生方に丁寧に教えていただき、いろんな人の力が結集した作品になりました」と自信をのぞかせた。

 破天荒な将棋の真剣師・東明重慶役の竹中は「去年は麻雀の映画をやっていたので麻雀の練習をしましたが、それに比べると将棋は楽だったです」と余裕の表情を浮かべた。

 とはいえ「脳を使う世界で、ものすごく深い」と感じたそうで、「いろんな手を先読みしながら指すので、どんどん追い込まれて怖かったです。ずしっと来ちゃいました」と苦労も吐露。「(酒を)飲みたくて飲みたくて…。撮影が終わった日は飲みました」としみじみと話し、会場の笑いをさらった。

 そんな竹中と千葉は4年ぶりの共演。千葉が「いろんな(ロケ)場所に行って、(記念に)写真を撮って、修学旅行というか…」と感想を語ると、竹中も「自主映画を撮っている若者たちの中に、おじさんが一人いるみたいな感じ。ふと気づいたら、俺なんか現場で一番年上でしょ。だから、若い人たちと一緒に仕事するのとってもうれしい」と目を細めた。

 ドラマは9月8日からBSプレミアムで毎週日曜午後10時から放送。


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