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第69回NHK紅白歌合戦にも出場し、大きな話題を呼んだ“刀剣男士”、加州清光によるソロライブ「ミュージカル『刀剣乱舞』 加州清光 単騎出陣 アジアツアー」が4月20~21日に上海で開幕。4月24日にバンコク公演、4月28日にマカオ公演を経て、待望の日本凱旋公演が5月7日に幕張メッセ国際展示場で上演される。加州清光を演じるのは、トライアル公演から同役を担う佐藤流司。ミュージカル『刀剣乱舞』(以下、刀ミュ)史上初となるアジアツアーに挑んだ佐藤に、日本公演への思いや、見どころを聞いた。(※取材は公演前の稽古期間中に行っています)
「単騎出陣」は体力的に追い込まれる公演ではありますが、2018では宮城、大阪、北海道も回らせていただくことができて、公演数も日数も増えて、きついという以上に楽しかったです。
「Jackal」です。刀ミュの刀剣男士が、自分が出演していない公演の楽曲を歌ったのは、それが初めてだったんですよ。初めて歌った曲だったので、非常に新鮮で楽しかったですね。喜んでびっくりしてくださっているお客さんも多かったと思います。
楽しかったです! すごく緊張するだろうなって思ってたんですが、加州清光として出場したので、衣裳を着ることで人格に膜を張れるようなところがあって、逆に伸び伸びとできたかなって。
「誰だったっけ?」っていうような人からもめちゃくちゃ連絡が来ました(笑)。今まで出演した舞台の俳優仲間たちからのラインもたくさん来ましたね。
刀ミュではアジア含めて海外公演を行ってますが、アジアツアーはやってないんですよ。それに、ミュージカル公演は刀剣男士6振りの出演で楽しめると思うんですが、たった1振りで、しかもお芝居のない、歌とダンスで見せる「単騎出陣」をアジアの方たちはどういうふうに見るんだろうって、不安が大きかった。でも、海外の方から「楽しみにしている」という声もたくさん頂けたので、今は少し安心してます。
まず、曲数が増えました。俺の好きな曲もたくさん入ってますし、「単騎出陣」の集大成になると思います。
海外に限らず、地方公演でもそうですが、シャンプーとコンディショナーと洗顔は絶対に持っていきます。海外ならではだと…インスタントのみそ汁ですね。ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞2018 巴里~で、パリに行ったときにほかのキャストがレトルトカレーを持ってきていて、めちゃくちゃ感動したので、今回は俺も持っていこうかなって思ってます。
割と抵抗なく、何でも食べられる方ではあるんですが、日本食が大好きなんで。やっぱり食べたくなりますね。
飽和状態に入ってきたなというか…何曲増えても俺、もうしんどくないなって領域に入ってきました(笑)。だから、今回は今までよりも楽しんでやっている姿を見せられると思っています。
ヤバいなって(笑)。1振りでそのステージに立つって、どういうことなんだろうって感じですよ(笑)。
そうですね。「真剣乱舞祭」でも日本武道館やさいたまスーパーアリーナとかの大きな会場で公演していますし、そのときソロ曲はあったんですが、ほかの刀剣男士も出演してますから、当然、ソロでも赤一色にはならないんです。でも、今回は完全に赤一色に染まるんじゃないかなって、非常に楽しみですね。