【2.5次元】玉城裕規&丘山晴己インタビュー “逆2.5次元”作品「錆色のアーマ」 −繋ぐ−で「キャラクターを自分の色に染めていきたい」

2019年5月2日 / 12:00

 舞台を原作としてさまざまなメディアミックス展開を図っていく“逆2.5次元”とでもいうべき、前代未聞のプロジェクトとして2017年に上演された「錆色のアーマ」の新作公演「錆色のアーマ」 −繋ぐ−が6月6日に開幕する。前作に引き続き、孫一 (まごいち)役を佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)、織田信長役を増田俊樹が続投。本能寺で織田信長と雑賀衆 (さいかしゅう)が炎に分断された後の物語を描く。本作に羽柴秀勝役で出演する玉城裕規と賀茂在昌 (かも・ありまさ)役の丘山晴己に、それぞれの役柄についてや公演への思いを聞いた。

賀茂在昌役の丘山晴己(左)と羽柴秀勝役の玉城裕規

-出演が決まった時の気持ちは?

丘山 来たぜ、サイコパス! ファ~! って感じです(笑)

-賀茂在昌は、サイコパスな役柄なんですね(笑)。

丘山 「日本を裏から統治するために遣わされた、闇のサイコパス陰陽師」という役です。サイコパスという役柄も演じがいがあって楽しみですが、僕、陰陽師も大好きですし、憧れがあったので、陰陽師を演じることがすごくうれしい! でも、陰陽師なのにキリシタンだって聞いたんですよ(笑)。両方なんて、欲張り!(笑)。

玉城 確かに、欲張り(笑)。僕は、悪役だと思っていたら、「歴史に翻弄された悲運の貴公子」という役どころだったので、頑張って演じないといけないなって思ってます。

-台本を読んで、どのように思いましたか。

丘山 全体的に詩のようなせりふが多く、術を唱えるシーンもあるので、それがうれしいですね。賀茂のいろいろな顔を見せて、彼の真髄はどんなものだろうか、どうしてそうなったんだろうと見ている方に思ってもらえるように演じたいです。

玉城 すごく世界観がしっかりしているなという印象でした。丘山くんも言ったように、詩のような、句を詠んでいるようなせりふが多いですし、見応えがある作品になると思います。史実とフィクションを織り交ぜて作られた物語なので、歴史を知っていても、知らなくても楽しめる作品になるんじゃないかなと、楽しみです。

-ビジュアルも素晴らしく、期待が高まります。撮影はいかがでしたか。

丘山 イメージ画を見せていただいたので、どうなるのかをイメージしながら撮影できました。衣裳もメークも凝っているので、僕たちもテンションが上がりましたし、このチラシを見ただけでもキャラクターそれぞれがストーリーを抱えていることが分かるので、ワクワクドキドキしました。

玉城 秀勝のメークはすごくシンプルで、そこまで作り込まれてはいないので、撮影自体はスムーズに終わりました。僕は、カラコンを入れたのが初めてだったので、そこでテンション上がりましたね。そういえば、僕もイメージ画を見せていただいたんですが、秀勝はものすごく猫背に描かれていたんですよ(笑)。それで、どういうキャラクターかが分かったんですが、びっくりするぐらいの猫背で(笑)。

-猫背になって撮影したんですか。

玉城 秀勝の衣裳は、ファーがついていたりして、すごくきれいなんです。だから、その姿で猫背は…っていう葛藤はありながらも撮影しました(笑)。

-カラコンが初めてというのも意外です。

玉城 普段、コンタクトはしているんですが、カラコンは初めてでした。ビジュアル撮影の前に度数を教えてほしいって言われてお伝えしたんですけど、あまりにも視力が悪過ぎて、その度数のものが売ってないらしくて…。撮影中はぼやけてて、よく見えてなかったんですが(笑)、本番までには取り寄せができるとお伺いしたので、安心しました。

-本作は、舞台を原作にして、コミックやアニメへとメディアミックス展開する“逆2.5次元”作品ですが、演じる上で一般的な2.5次元の作品との違いをどこに感じますか。

丘山 普通の2.5次元作品ではまず原作があって、キャラクターが出来上がっていて、僕たちはそこに寄せていきます。でも、今回は、コミックやアニメが僕たちに寄せてくれるというのが素晴らしいですよね。僕たちが作品を作っていけるし、キャラクターを自分の色に染めていけるというところが楽しみでもあり、魅力でもあると思っています。

玉城 楽しみですよね、ワクワクします。このカンパニーで作り上げた人物たちが、いろいろな形で派生していくというのは単純に楽しいです。やっぱり、ゼロから作って生み出すということは、表現をする上でもすごく楽しいことだと思います。

 
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