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近年、若手バイプレーヤーとして数々の話題の映画やドラマに出演している俳優・矢本悠馬。本作では、永野芽郁演じるヒロイン鈴愛の同級生ブッチャー(西園寺龍之介)役でコメディーパートを担い、Twitterでは「ブッチャー」がトレンド入りするほどの話題を集めている。後半に突入しても冷めやらない“ブッチャー熱”をたぎらせる矢本が、役に込めた思いや、撮影時のエピソード、今後の見どころなどを語ってくれた。
いじられキャラですね。見た目は派手だし、抜けているところもあるけど接しやすいっていう、学校に一人はいるタイプです。演じる上では、温かみがあって器が大きく、全体的に丸みがある人をイメージしました。ブッチャーが出ることで、お茶の間が明るくなればうれしいです。
強がりで、突っ張ったりしているところは似ていないけど、自分の言葉にうそがなく、思ったことを言っちゃう素直なところは似ているかな。
明るい性格で、コメディーパートを担っているので、他のキャラクターよりアップテンポでリズムよくしゃべることは心掛けています。ただ、毎回出番があるわけではないので、たまに撮影に行くと、監督から「(テンポが)遅くない?」と言われたこともあります(笑)。
たまに出たときにTwitterで騒がれると、忘れられていないことや、受け入れてもらえていることが分かるし、役者としてインパクトが残せていると実感できてうれしいです。ただ、画面に出ていない間のブッチャーを、皆さんが勝手にイメージして、知らないところで独り歩きしているので、皆さんの想像力に勝つ“ブッチャー感”を出さなければいけないことは楽しくもあり、いっぱいいっぱいでもあります。
もう終わるんだ…という寂しさと、まだブッチャー熱あるよ!という気持ちがあります。不完全燃焼と言ったら申し訳ないけど、スピンオフで菜生(奈緒)との関係をしっかり描くとか、まだやり続けたいです。人気が高ければできるかもしれないので、投票とかしてほしいです。
ないです。今までは完全燃焼していたけど、ブッチャーに限っては「もっと見て!」という思いが強く、燃料がまだ余っている感じです。彼が持つ刹那の爆発力が大好きです!
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