【花燃ゆインタビュー】堀井新太「撮影現場はすごい緊張感。でも演じることが面白くてしょうがない」 奇兵隊で活躍し、群馬県令の部下となる中原復亮役

2015年6月16日 / 16:11

 NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」で、高杉晋作(高良健吾)が結成した奇兵隊に入隊し、明治期には熊谷県令(後の群馬県令)となった楫取素彦(小田村伊之助=大沢たかお)に付き従う中原復亮を演じている堀井新太。連続テレビ小説「マッサン」で出征する青年、一馬を演じて視聴者の涙を誘った新鋭が幕末の混乱に身を投じた中原の熱い心を語る。

 

中原復亮役の堀井新太

中原復亮役の堀井新太

-出演が決まった時のお気持ちは?

 「マッサン」に引き続き大河ドラマということで、すごくうれしかったです。同時に、歴史に恥じないように、忠実に再現しなければ失礼になるという重みを感じました。

-歴史好きなのですか。

  好きです。こんな出来事が昔本当にあって、今の僕たちがいるということを強く感じます。それを大河で演じられるのは役者としてとても幸せなことだと思います。

-中原復亮のことはご存じでしたか。また演じてみてどう感じましたか。

 知りませんでした。それほど歴史の本などでも大きく扱われている人物ではないので、自分が中原像を作っていけるのかなと思っています。奇兵隊が出来て、志があれば上にいけるようになったので、彼は死ぬ気で挑んだのではないでしょうか。

-奇兵隊のシーンの撮影はいかがでしたか。

 ぼろぼろの野良着で弱そうなんですけど、一人一人の目に宿る力がすごかったです。

 -中原と高杉の関係に変化は?

  最初は自分のためだったのが、高良さんが演じる高杉は熱くて、それに応えたいという思いが最近出てきました。現場で生まれたこの気持ちを大切に演じていきたいです。奇兵隊を結成する時のシーンで、中原が涙目でちょっと笑いながら「なんかうれしいのう」と言うせりふがあるんですが、僕は本当にうれしかったんです。高杉さんは身分の差別もなく、僕たちを信じて頼ってくれていることが伝わって、この人のためにというふうになる。だからいろいろな状況を自分の中に柔軟に取り入れていって、深みを出していければいいなと。

-方言はいかがでしたか。

  萩の言葉って感情移入しやすいんです。感情豊かなお国柄だったのかなと思います。

-「マッサン」以降、ご自身や周囲に変化は起きましたか。

  「マッサン」で出征する役を演じた後、出征を経験した人から「演じてくれてありがとうございます」とメールをいただいた時は、作品が人に与える影響力ってすごいなと思いました。だから絶対にうそはつけない、演じている時は死ぬ気でやらないといけないなと感じました。

-中原は明治まで生きますが、当時は明日が分からないという気持ちだったわけですよね。

  ええ、だから演じていて怖い時もあります。この間の撮影では、ただ立っているだけのシーンだったのですが、現場にものすごい緊張感があって、勝手に汗が出てきたんです。周りの皆さんが作ってくださっている空気のせいだと思います。だから今、面白くてしょうがないんです。


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