映画『清須会議』のトークイベントが４日、東京都内で行われ、出演者の役所広司、大泉洋、三谷幸喜監督が登場した。
本作は、織田信長の亡き後、織田家の継承問題と領地配分を議題に日本史上初めて“会議で歴史が動いた”と言われる「清須会議」を舞台にした三谷監督の最新作。
三谷監督は「三谷幸喜、最後のお願いにやって参りました。『清須会議』ぜひ劇場でご覧いただきたい。絶対に損はさせません。いいですか奥さん、映画の本当の面白さを味わうためには映画館に行かなければならない」と力強く演説した。
役所も「どうぞ皆さん、『清須会議』の三谷幸喜をぜひよろしくお願いします。三谷さんはおしゃべりも面白いですけど、『清須会議』は三谷さん本人よりもはるかに面白い映画です」と応援した。
大泉も「お集まりの皆さん、ご通行中の皆さん、この三谷くんはね、『清須会議』を通じて世の中を変えると言っています。今は暗い世の中になっている。しかしこの三谷くんは日本を明るく夢のある国にしようと言っている。今年の興行収入ナンバーワンになった暁には彼は頭を丸める。どうぞ彼を男にしてやってください」と通行人を呼び止め大演説。
二人の応援演説を聞いた三谷監督は「感動した！」と感無量の表情を浮かべたが、大泉が勝手に掲げた公約については却下。「興行収入が本年度ナンバーワンになった暁には、僕はここで踊ります。役所広司も踊ります」と別の公約をし、会場を沸かせた。
映画は１１月９日から全国東宝系で公開。