妻夫木聡「短期集中じゃなきゃ死んでいた」 映画『ぼくたちの家族』の撮影を振り返る

2014年4月23日 / 15:11

 映画『ぼくたちの家族』プレミア試写会が22日、東京都内で行われ、出演者の妻夫木聡 、原田美枝子、池松壮亮 、長塚京三 、黒川芽以、石井裕也監督、原作者の早見和真氏が登壇した。

 本作は、母の病気をきっかけに、バラバラだった家族が奮闘しさまざまな問題を乗り越えながら再生していく姿を描く。

 苦悩する長男役を演じた妻夫木は「(役作りは)想像でしかないけど毎日つらくてキツかった。とてもじゃないけど『撮影楽しかった』なんて僕は言えない。全然寝られなかったし、この映画が短期集中じゃなかったら僕死んでたんじゃないかと思う」と振り返った。

 それでも「(原田演じる)お母さんに一日でも長く生きてほしいなと思って、お母さんの笑顔を支えに撮影をやっていた」という妻夫木は「家族というのはそれぞれに抱えているものが絶対ある。答えはなくても、それに自分がどう向き合っていくかを考える一歩になれば」と映画に込めた思いを語った。

 次男役を演じた池松が妻夫木について「“悩んでいる男”が一番カッコいいんだなというのを教えてもらった。10年ぐらい前に妻夫木さんに似ていると言われ、その時からシンパシーを感じていた」と明かすと、妻夫木も「正直な話、壮亮は一番共演したい俳優だった。何も言わずともついてきてくれるやつで、撮影中は最高だった」と相思相愛の様子だった。

 一方で、黒川演じる妻と口論するシーンを振り返った妻夫木は「本当にこの“鬼嫁”がビシバシ言ってくる。結婚はやっぱり当分いいかなと思った」と苦笑し、笑いを誘っていた。

 映画は、5月24日公開。

 


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