加藤シゲアキ「おまえはつまらない」に謝罪 舞台での運動量は「NEWSのメンバーも驚くはず」

2014年4月24日 / 16:10

 舞台「中の人」のプレスコールおよび囲み取材が24日、東京都内で行われ、主演するNEWSの加藤シゲアキ、小松彩夏、演出の河原雅彦ほかが出席した。

 故郷の地方イベントを取材する主人公役で3年ぶりに舞台出演する加藤は、初日を控え「準備はもうばっちりだと思います」と自信満々。人手不足のため急きょ出演もすることになった河原は「ふわふわしたままやっています」と笑わせた。

 加藤は、舞台上に演出家がいることについて「本番で間違えるとにらむと言われているので緊張感がありますが、こんなにずっと笑っている現場があるんだというぐらい、本読みからずっと笑っています。稽古場でもずっと楽しくやっています」と充実感を口にした。

 経験豊富で個性的な共演者たちについては「演劇の猛者とはこ人たちのこと。勉強になります。毎回やることが違っていたりするので、本番で笑わないようにするのが一番の課題」と語った。劇中では加藤演じる主人公が最も普通の人に描かれており「僕が一番“つまらない人”なんです」と明かした。

 脚本を手掛けたマギーから顔合わせ後に渡されたという脚本については「僕と会ってから書いたとおっしゃっていて、読んでみたら『おまえはつまらないな』とひたすら書いてあったので反省しました。今までつまらないことばかり言ってすみませんでした」と謝罪したが「後で確認したら別のモデルがいるというフォローは頂きました」と笑顔で語った。

 また、劇中で主人公が目に力を入れるしぐさを突っ込まれる場面がある。加藤はこれについても「そんなに格好つけてしゃべっていたのかな」と疑問を呈したが、河原が「無意識に普段からやっているよ」とし、小松も「芝居中以外もやっているのを発見してしまったんです」と告白すると、加藤は「役作りです! 恥ずかしいな。恥ずかしいことがたくさん起こっている。ボコボコにされて鍛えられています」と慌ててごまかした。

 演じる役柄については「今まで僕がやったことのないことばかりやらせていただいて、自分でも見たことのない自分と巡り合う感じ」と期待感も。NEWSのメンバーも「見に来ると思います。『シゲがこんなに動くの?』と思うはず。毎回へろへろになっているので、ライブと同じぐらいのカロリー消費だと思います。NEWSとは違う、高い壁を越えていくための初挑戦なので、舞台も僕もつまらなくないと声を大にして言いたい」とアピールした。

 舞台は都内、東京グローブ座で25日~5月11日、大阪、シアター・ドラマシティで5月16日~18日に上演。


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