日生劇場２月公演「なにわ侍 ハローＴＯＫＹＯ！！」が５日、初日を迎えジャニーズの新グループ・ジャニーズＷＥＳＴの桐山照史、中間淳太、重岡大毅、小瀧望、藤井流星、神山智洋、濱田崇裕が出演した。
本作はグループの友情と軌跡をリアルストーリーを交えてミュージカル化したもの。ショータイムではＣＤデビュー曲の候補ナンバーも披露され、今後、メンバーやファンの意見を取り入れる形で決定するという。
劇中では藤井、神山、濱田のグループ加入の展開も描かれ、初日公演をもって新生ジャニーズＷＥＳＴをファンにお披露目。ジャニーズＷＥＳＴは、昨年大みそかから元旦にかけて開催された「ジャニーズカウントダウン２０１３－２０１４」コンサートで４人組グループとしてのデビューが発表されていた。
初日公演前に報道陣向けの通し稽古および囲み取材が行われ、稽古を終えたばかりの７人は集まった多数の報道陣に大興奮。藤井は「正直、記者さんの数に半端無く驚いています。まだ動揺していますが、７人でよかった」と喜びをかみしめた。
神山は「僕らのユニット名に“ジャニーズ”と付いているので、ジャニーズ代表にならないとダメだなと思います」と決意表明。最年長の中間は「見ての通り、変なやつばかりでしょう？ こんなグループでも一つにまとめていけるように頑張ります。個人的には中国語もできるので、ジャニーズＷＥＳＴを日本だけではなく世界に持っていきたいと思います」と力強く語った。
桐山は「ユニット名の“ジャニーズ”は僕たちで付けたし、７人にしたのも僕たちから言いました。僕たち発信というのが多いグループです」と自信をのぞかせた。グループが７人になった経緯について、中間は「カウントダウンコンサートで“ジャニーズＷＥＳＴ４”として発表されて、語呂が悪いからとすぐに４が外されました」と笑わせた。
その後、年明けすぐに行われた関西Ｊｒ．のコンサートで「濱田や流星、神ちゃんを見ていて、やはりお互いを輝かせるのはこのグループしかないと思って僕たちがジャニーさんに直談判したんです」と説明。ジャニー喜多川氏からは「ＹＯＵたちがいいと思ってやるならそれは間違いない。ただ、自分たちで言ったことに責任を持ってしっかりやりなさい」と言葉を掛けられたという。
さらに桐山は「僕らは記者会見があるたび“デビューさせて、ジャニーさん”とずっと言ってきました。ありがとうジャニーさん！」と感謝。「直談判したところもあるのでジャニーさんにどう見えるかと思っていたけど、昨日お褒めの言葉を頂きました。“君たち一人一人の個性が光ったいいグループだね”と言われました」と喜んだ。
関西出身の先輩グループ・関ジャニ∞については、桐山が「バックに付いて経験させてもらったのでお兄さんでもありますが、ここまで来たらライバルになります」と火花を散らし、重岡も「横山（裕）くんに“まずドームでできるようになったら一人前やな”と言われたので頑張りたい。これから７人、力を合わせててっぺんに上り詰めたいと思います」と気合十分に語った。