第85回アカデミー賞授賞式 米大統領夫人が作品賞の『アルゴ』を発表

2013年2月25日 / 17:45

 (左から)ダニエル・デイ=ルイス、ジェニファー・ローレンス、アン・ハサウェイ、クリストフ・ヴァルツ (C)A.M.P.A.S.

 「第85回アカデミー賞授賞式」が25日(現地時間24日)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われた。

 助演男優賞はクエンティン・タランティーノ監督の『ジャンゴ 繋がれざる者』のクリストフ・ヴァルツが受賞。タランティーノ監督も同作で脚本賞を受賞した。

 ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』で薄幸の女性を演じて助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイは「夢が実現しました。いつの日かこの映画で描かれたような悲劇が現実からなくなることを祈っています」と喜びのスピーチ。

 『世界にひとつのプレイブック』で主演女優賞に輝いた22歳のジェニファー・ローレンスは、舞台に上がる際に慌てて前のめりに転倒し「私が転んだから、皆さんが拍手してくれたのね」と語って笑わせた後、『愛、アムール』で主演賞候補となり、この日86歳の誕生日を迎えたエマニュエル・リヴァに向けて祝いの言葉を述べた。

 また『リンカーン』で史上初となる3度目の主演男優賞を受賞したダニエル・デイ=ルイスは、昨年『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で主演女優賞を受賞したメリル・ストリープからオスカー像を受け取ると「実は私がサッチャーを演じる予定で、メリルがリンカーン役の候補だった。そのバージョンも見たかった」と笑わせ、「いろんな奇妙な男になる私と一緒に生活してくれてありがとう」と妻に感謝の言葉を掛けた。

 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で監督賞を受賞したアン・リーは「映画の神様ありがとう。シェイシェイ、ナマステ、サンキュー」と三カ国語で感謝の意を述べた。

 作品賞は、オバマ大統領夫人が発表。1979年のイラン米大使館人質事件の救出作戦を描いた『アルゴ』が受賞した。監督のベン・アフレックは「映画に関係したあらゆる人に感謝します。私を助けても何の得にもならないときに助けてくれた人たちに感謝しています。人生は転ぶこともあるけど、また立ち上がらないといけないことを学びました」と喜びを語った。

 WOWOWで3月3日(土) 午後4時20分から「第85回アカデミー賞ダイジェスト」を放送。


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