草刈民代、夫の“終の信託”を忘れる!? 役所広司「彼女の魅力は男らしさ」

2012年10月27日 / 18:30

 (左から)周防正行監督、浅野忠信、役所広司、草刈民代、大沢たかお、細田よしひこ

 映画『終の信託』の初日舞台あいさつが27日、東京都内で行われ、出演者の草刈民代、役所広司、大沢たかお、浅野忠信、細田よしひこ、周防正行監督が登壇した。

 本作は、終末医療の現場で、純粋な絆で結ばれた医師(草刈)と患者(役所)の姿を描く異色ラブストーリー。

 草刈が「この役を演じ切ったことが私の“女優”としてのスタートになったと思う」と目を潤ませながら語ると、役所も「現場では彼女の女優としてやっていくという覚悟と、監督の作品をよりよくするために頑張っている姿に感動した」と絶賛した。

 一方、周防監督は「撮影後、妻(草刈)に、これだけはということを“終の信託”として伝えたけど、他の舞台あいさつのときに『聞いていない』と言われてしまい…」と嘆いた。

 それを聞いた役所は「彼女の人間としての魅力はどんな状況にも物おじしない男らしさ。夫の“終の信託”を忘れるほどの男らしさ」と語り会場を沸かせた。


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