「不適切にもほどがある！」「細かく分類して、解決した気になってるだけなんじゃないの」「渚っちが昭和へ。一体どんな最終回になるのかな」

（C）TBS

　阿部サダヲが主演する「不適切にもほどがある！」（TBS系）の第9話が、22日に放送された。

　本作は、中学校の体育教師・小川市郎（阿部）が、ひょんなことから1986年から2024年へタイムスリップし、昭和の駄目おやじの「不適切」発言が令和の停滞した空気をかき回す、意識低い系のタイムスリップコメディー。脚本は宮藤官九郎氏。（＊以下、ネタバレあり）

　社内報のインタビューを受けた渚（仲里依紗）。ところがその記事を読んだ後輩の杉山ひろ美（円井わん）が、渚の発言は自分に対するアウティングかつマタハラだと市郎の元に相談にくる。

　秋津（磯村勇斗）も交え、市郎から話を聞いた渚は、特定の誰かについて話したわけではないとショックを受ける。しかし、杉山の気持ちは収まらず…。

　そんな中、秋津が社内モニターとして登録しているマッチングアプリでマッチした証券会社勤務の矢野恭子（守屋麗奈）と待ち合わせをするため、市郎と秋津は「SCANDAL」へ。するとそこには昭和にいるはずのサカエ（吉田羊）の「ちょっときれいになった」姿があった。

　放送終了後、SNS上には、「市郎の『細かく分類して、解決した気になってるだけなんじゃないの』ってマジでそう。ただ分けただけで、本質を理解していないことって多いよね」「犬島（渚）パパの『俺の娘を社会の基準で分類するな！』に泣いた。今の世の中、分類しただけで解決した気になり過ぎている」といったコメントが見られた。

　また「秋津の失恋ソングリクエストに応えて、市郎が『失恋レストラン』ではなくて山崎まさよしの『One more time,One more chance』を歌うくだりは面白かった」というコメントも。

　次週の最終回に向けて、「渚っちが昭和へ。一体どんな最終回になるのかな」といった声も上がった。