「どうする家康」酒井忠次役の大森南朋が松本潤への思いを語る 「揺れていた時期も知っていますが、カッコ良さも見せてもらった」

2023年10月16日 / 08:00

「どうする家康」(C)NHK

 嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の第39回が15日に放送され、酒井忠次役を演じた大森南朋からコメントが届いた。

 第39回の「太閤、くたばる」では、秀吉(ムロツヨシ)が再び暴走。家康(松本)は京に隠居していた忠次(大森)を訪ねるが、忠次から最後の願いを託され、悩む家康のもとに「秀吉が倒れた」との知らせが届く展開となった。

 無事に撮影を終え、クランクアップした大森は、「また一つ素晴らしい作品に携わることができたという達成感もありますが、大河の撮影に通うのがすっかり生活の一部になっていたので、今は寂しい気持ちの方が大きいです」と吐露。

 家臣団への思いを聞かれると、「特に物語前半は、殿を囲む徳川家臣団の群像劇という要素も強かったので、家臣団が集結する場面の芝居のキャッチボールもすごく楽しかったです。収録で家臣団がそろう日は、心弾みながら現場に通っていました」と撮影時を回顧した。

 39回の台本を初めて読んだときの感想については、「戦国時代の最期というと戦で華々しく散るイメージもありますが、今回は老衰で死ぬという形でした(笑)。でも、今作はあくまで家康を軸にした物語で、登場人物全員の最期を描ける訳ではない中、あのようなすてきなラストを描いて下さったことが、本当にありがたいなと思いました」と感謝し、「子を思う親のような気持ちで殿を見守り支え続けてきた忠次だったので、最後に殿ときちんとお別れできる場面も作っていただけたのはうれしかったです」と語った。

 39回の家康と忠次の2人のシーンについては、「役者としてはご法度だと思いますが、忠次の殿への思いに加えて、僕の潤くんへの思いが乗ってしまったような気がします。『殿だからできるのでござる』『天下を取りなされ』というせりふもあったように、忠次が殿の背中を押す場面でしたが、今回の忠次の言葉だけでなく、石川数正、本多忠真、夏目広次など…殿を支えてきた家臣団それぞれの思いが、殿が築く天下の礎になっていくんだなと思いながら演じました」と明かした。

 改めて、家康役の松本への思いを聞かれると、「潤くんはひたむきに芝居と向き合う熱い気持ちを持った方なので、僕らもそれに全力で応えたいし、主演が抱えるプレッシャーを少しでも軽減できたらという思いで、ここまでやってきました。揺れていた時期も知っていますが、ブレることなく前だけ見て走り続ける意思の強さを持っている方ですし、男としてのカッコ良さも見せてもらいました。忠次は亡くなりましたが、気持ちは変わらず家臣団のままで、徳川の行く末を最後まで見届けたいと思います」とコメントした。

「どうする家康」(C)NHK


芸能ニュースNEWS

「ぼくたちん家」“索”手越祐也の「翼をください」に号泣 「涙なしでは見られない」「エンディングとのリンクに感激」

ドラマ2025年12月1日

 及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の第8話が、30日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、心優しきゲイ・波多野玄一(及川)と、彼が出会ったクールなゲイの青年・作田索(手越祐也)、トーヨコ中学生の楠ほ … 続きを読む

「ザ・ロイヤルファミリー」「現実のジャパンカップがドラマと重なった」「このドラマを見ていると競馬がどんどん好きになる」

ドラマ2025年12月1日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第8話が、30日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」“巧巳”橋本将生のキスシーンの予告に「心臓がバクバク」 「愛衣那は眞希を責めないでほしい」「巧巳と眞希は幸せになって」

ドラマ2025年11月29日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第9話が、28日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「コーチ」「向井チルドレンのチームワークが最高」「唐沢さんの配役が最高に効いている」

ドラマ2025年11月29日

 「コーチ」(テレビ東京系)の第7話が、28日に放送された。  本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人間としても … 続きを読む

映画『どうしようもない10⼈』の公開が決定 荒廃した近未来を舞台にしたガン・アクション

映画2025年11月28日

 映画『どうしようもない10⼈』が、2026年2⽉21⽇(⼟)から都内・新宿Kʼs cinemaで公開されることが決定した。  本作の舞台は、⽇本が3つに分断され、荒廃した未来世界=ワイルドタウン。⾷うに困る時代に、1⽇1粒で満腹になる“マ … 続きを読む

Willfriends

page top