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武田勝頼役の眞栄田郷敦 (C)NHK
嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の第26回が9日に放送され、武田四郎勝頼を演じた眞栄田郷敦からコメントが届いた。
第26回の副題は「ぶらり富士遊覧」。勝頼の最期のシーンが描かれた。
眞栄田は「勝頼は四男で、そもそもは自分が武田家を継ぐと思っていなかった人。上の3人が亡くなったり出家したりで自分の順番が回ってきたので、武田家を継ぐということに対して、複雑な思いもあったのかなと思います。そんな中、偉大な父・信玄(阿部寛)から掛けられた『そなたは、わしの全てを注ぎ込んだ至高の逸材じゃ』という言葉。自信になったでしょうし、父亡き後もずっと心の支えにしていただろうと想像しました」と語った。
また「父からは『わしのまねをするな。そなたの世を作れ。そなたの器量はこのわしをはるかにしのぐ』という言葉ももらいましたが、勝頼はきっと、生涯父のことは意識し続けていただろうと思います」とコメント。
続けて「そんな自分からやっと変わることができたのが、第26回の勝頼のラストシーンだったのかなと。信じて付いてきてくれた仲間を逃がしても、自分は戦い抜いて散ると覚悟を決め、『我こそは、武田四郎勝頼である』と言って敵に立ち向かっていくシーン。最後の最後は、自信を持ち、戦を楽しみ、父を意識するのではなく一人の武将として生き、勝頼の道を突き進むことができたのかなと思っています」と語り、「最期のシーンは監督とも話をして何度か変わりましたが、いい形になったかなと思っています」と振り返った。
無事にクランクアップした今の心境について問われると、「ご一緒する先輩方が素晴らしい役者さんばかりで緊張もありましたが、自分がやるべきことは、家康(松本)にとって大きな敵として存在することだと思っていたので、とにかくそこを意識してきました。武田家を継ぐ者として、他の武将に負けない何かを出せたらというのは常々思いながらここまでやってきて、視聴者の皆さんにどうご覧いただいたかは分かりませんが、今の自分にできる精いっぱいの勝頼を演じられたかなと思っています」と充実感をにじませた。
また「初めての時代劇という面では、所作や殺陣の稽古を重ね、本番でも先輩方を見て学ばせていただきましたが、所作や身体の動かし方も現代劇とは全然違っていて。自分の引き出しの少なさに反省しておりますが、自分の課題も見つかり、この作品に参加できて良かったなと思っています。今後時代劇に挑戦できた際は、今作の自分を超えられるよう努めます」と話した。
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