古川琴音「どうする家康」でミステリアスな巫女・千代役 瀨名との出会いで「千代にも人間らしい部分が出てきました」

2023年6月25日 / 21:10

千代役の古川琴音 (C)NHK

 嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の第24回が25日、放送された。オンエア後、ミステリアスな歩き巫女(みこ)千代を演じる古川琴音の動画インタビューがドラマ公式サイトで公開された。

 「千代を演じる上で意識していること」を聞かれた古川は「戦国時代は国や家の力がものをいう世の中ですが、千代は独り身の女性で、何も持っていません。そう考えると、とてつもなく孤独だったのではないかと思います。その孤独に耐え続けられている強さって何だろうというのを演じながら今も考え続けていますし、演じれば演じるほど“折れない何か”があるなというのを感じています」と語った。

 また、「千代のキャラクターは、人っぽくない方がいい」と考えているそうで、「例えば、初登場の踊り子のシーンでは、みんなを鼓舞する“女神様”のように。巫女姿のときは、日本画に出てくるお化けみたいに、足が浮いていて怖くてきれいなイメージで歩いたり、町民に扮(ふん)するシーンはもっと土っぽくしたいなと思ったり。扮装ごとにイメージをがらっと変えることで、千代のストイックさを表現できるかなと思い、そこは意識して演じています」と明かした。

 瀨名(有村架純)との出会いにより、大きな変化をとげていく千代。古川は「瀨名との関わりを通して、人間らしい部分も出てきましたし、やっと千代の人物像が浮かび上がってきた気がします。千代がもともと瀨名と似たようなことを考えていたのか、瀨名の言葉に影響を受けてそういう夢を持つようになったのかは分かりませんが、千代の人生の中で一つ希望が生まれたというのは間違いないなと思いました」とコメント。

 「今までは自分の人生を考えるより、何か大きなもののために身を捧げているような印象がありましたが、瀨名の話を聞いたとき、千代自身もそういう世を生きたいという願いが生まれたと思うんです。きっと瀨名と出会ってから、死ぬのが怖くなったでしょうし、千代にとってはとても大きな出会いだったと思います」と語った。


芸能ニュースNEWS

「光る君へ」第二十八回「一帝二后」大河ドラマの醍醐味を改めて感じた“一帝二后”に至る人間ドラマ【大河ドラマコラム】

ドラマ2024年7月27日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「光る君へ」。7月21日に放送された第二十八回「一帝二后」では、一条天皇(塩野瑛久)が皇后・定子(高畑充希)と中宮・彰子(見上愛)という史上初めて二人の正妻を置く“一帝二后”に至る過程が描かれた。この回では、 … 続きを読む

「ギークス」謎の“監察官”の登場に視聴者驚き 「スパイじゃなかった」「そういうことか?」

ドラマ2024年7月26日

 松岡茉優が主演するドラマ「ギークス~警察署の変人たち~」(フジテレビ系)の第4話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、警察署に勤務する、卓越した知識や技術を持っているのに人間関係が苦手な“3人の女ギーク”(=賢いオタ … 続きを読む

「クラスメイトの女子、全員好きでした」“脛男”木村昴のまさかの展開に反響 「やっぱ、野呂佳代が出ているドラマにハズレなし!じゃない?」

ドラマ2024年7月26日

 木村昴主演、新川優愛出演ドラマ「クラスメイトの女子、全員好きでした」(日本テレビ系)の第3話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は偶然手に入れた小説を盗作し、人気作家となった枝松脛男(木村)が、中学時代に恋したクラスメ … 続きを読む

「スカイキャッスル」“セレブ妻”のマウントバトルが開幕 「お受験系&高級住宅地が舞台のドラマとか最高」

ドラマ2024年7月26日

 松下奈緒が主演するドラマ「スカイキャッスル」(テレビ朝日系)の第1話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、韓国の人気ドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」をリメーク。誰もがうらやむ経歴と容姿に恵まれた完璧セレ … 続きを読む

「新宿野戦病院」「英語と岡山弁混ぜてしゃべっていい日本人は藤井風だけ」「俺を誰だと思ってるんだ、俺だぜ」

ドラマ2024年7月25日

 脚本・宮藤官九郎氏の「新宿野戦病院」(フジテレビ系)の第4話が、24日に放送された。  本作は新宿・歌舞伎町にある病院を舞台に、さまざまなバックボーンを持つ“訳あり”な登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマとし、ときにユーモアを織り交ぜ … 続きを読む

Willfriends

page top