生田斗真、撮影中に知った門脇麦の“特技”を明かす 「今まで出会った女優さんの中で、一番帰るのが早い」

2023年5月25日 / 10:22

(左から)高橋正弥監督、門脇麦、生田斗真、白石和彌監督 (C)エンタメOVO

 映画『渇水』公開直前ティーチインイベントが24日、東京都内で行われ、出演者の生田斗真、門脇麦、高橋正弥監督と企画プロデュースを務めた白石和彌監督が登壇した。

 本作は、河林満氏の小説『渇水』を映画化。水道料金を滞納する家族の水を日々停めて回る業務に就く水道局員の岩切(生田)が、たった2人で家に残された幼い姉妹との交流を通じて“生の希望”を取り戻していく姿を描く。

 出演の経緯を尋ねられた生田は「日本映画界で『とんでもなく面白い脚本があるらしい』とうわさになっていた。その脚本が時を経て、自分の元に回ってきて…。中身の素晴らしさはもちろん、たくさんの人の愛情がふんだんに詰め込まれた脚本で、ただならぬオーラを放っていた。これは参加しないときっと後悔すると思って、即座に参加を決めました」と語った。

 演じた岩切については、「自分のせいで家族と離れて住むことになり、人生も思考もストップしてしまったような人物」と紹介し、「自分はどこにいるのか、何のために働いているのか、いろんな感情にふたをして、痛みも何も感じないように無理をしている。そういう男の悲しい目、独特のオーラがにじみ出てくるといいなと思いながら演じていました」と明かした。

 一方、姉妹の母親を演じた門脇は「ネグレクトをするという難しい役。でも彼女にもそういう行動を取ってしまった理由がある。絶対にただの悪い人ではないので、0.1秒でもいいから、娘たちを見守る瞳に悲しみだったりがにじむようにと、心がけて演じました」と語った。

 また、撮影中の思い出として生田は「麦ちゃんは今まで出会った女優さんの中で(撮影後に)一番帰るのが早い。気が付いたらメークを落として、私服になって、『お疲れさまでした』って車まで走っていく。『何で?』と聞いたら、『一秒でも早く帰りたい』とのことで」と笑いながらエピソードを披露。

 その秘訣(ひけつ)を尋ねられた門脇は「段取りをちゃんと組むこと。例えば、駐車場が遠ければ、マネジャーさんに『車を前につけておいてください』と頼んでおく。あとは走りながら脱げるものは脱いでいく。それが一番大きなコツです」と回答。これには生田も「本当に早い。すがすがしい」と感心していた。

 映画は6月2日から公開。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」事件班が総出で“連続不審死事件”の真相に迫る 「ニコちゃんが優し過ぎて怪しい」「まだまだ謎が多い」

ドラマ2025年12月3日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛は最強過ぎるモンスター 「レイコは勝てるのか」「優奈の夫とはどういう関係?」

ドラマ2025年12月3日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「新東京水上警察」“碇”佐藤隆太、“礼子”山下美月の好意に気付く!? 「碇さん、自分に向けられる好意には鈍い系?」

ドラマ2025年12月3日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

「じゃあつく」ラストの“勝男”竹内涼真の思いに反響 「今なら最強のカップル」「ハッピーエンドになってほしい」

ドラマ2025年12月3日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「来た! 岡田将生の闇落ち演技」「すごみが増してきた。もう“ちょっとだけ”どころじゃない」

ドラマ2025年12月3日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第7話が、2日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む

Willfriends

page top