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斎藤工「本当に豊かでぜいたくな時間でした」 歌舞伎町にオープンする新劇場で『ニュー・シネマ・パラダイス』を鑑賞

(左から)斎藤工、工藤梨穂監督、板谷由夏 (C)エンタメOVO

 WOWOW「映画工房×109シネマズプレミアム新宿スペシャルトークイベント」が13日、東京都内で行われ、斎藤工、板谷由夏ほかが登壇した。

 「映画工房」は、話題の映画やWOWOWシネマならではの特集の魅力を、映画好きの俳優・斎藤工と板谷由夏が語り尽くす情報番組。

 この日は、14日に開業する「東急歌舞伎町タワー」のオープンを記念して、同施設内の「109シネマズプレミアム新宿」で番組の収録を実施した。

 収録前には、斎藤ら出演者が35ミリフィルムの映写機を設置した「シアター8」で、映画館を舞台とした名作『ニュー・シネマ・パラダイス』の特別上映を鑑賞した。

 鑑賞後、斎藤は「本当にぜいたくな時間でした。見るきっかけとタイミングって大事。われわれもお仕事の性質上、新作を追っていくのが精いっぱいで、旧作に向き合う機会がなかなかない。そんな中、こういう劇場、空間で、名作と触れ合える時間というのは、本当に貴重で豊かな時間だったと思います」と感想を述べた。

 「久しぶりにやられました」と語る板谷も、涙が止まらなかったようで、「『ニュー・シネマ・パラダイス』をハンカチなしで見たら駄目ですね。ポップコーンを食べた後のお手拭きで拭いたらヒリヒリしてきて…」と苦笑。

 すかさず斎藤が「ウエット(ティッシュ)でウエット(涙)を拭くのはね」と突っ込んだ。

 また、同劇場では、3月28日に71歳で亡くなった坂本龍一氏監修の音響システム「SAION –SR EDITION-」を採用した。

 斎藤は「ある意味、坂本さんが残してくれた音の空間。ケーブル1本にまで坂本さんがこだわって、この場所を残してくれた。体験するにふさわしい空間になっていますよね」とコメント。板谷も「こだわりを感じたいですね」と語った。

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