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(左から)木村了、八嶋智人、神山智洋、演出の稲葉賀恵氏 (C)エンタメOVO
パルコ・プロデュース2022「幽霊はここにいる」取材会が7日、東京都内で行われ、出演者の神山智洋(ジャニーズWEST)、八嶋智人、木村了と演出の稲葉賀恵氏が出席した。
安部公房の傑作戯曲『幽霊はここにいる』を43年ぶりに上演。本作の主人公で、幽霊を連れていて会話ができるという謎の男・深川啓介を神山、深川が出会う怪しげな元詐欺師・大庭三吉を八嶋、深川の幽霊話を信じようとしない新聞記者・箱山義一を木村が演じる。
開幕を明日に控え、神山は「非常にタイトなスケジュールの中で、みんなで一丸となって作り上げた舞台。本番が始まっても、修正やアップデートを続けながら、千秋楽まで、誰一人欠けることなく走り抜けられたら」と意気込みを語った。
神山とは初共演の八嶋は、共演の感想を聞かれると、「びっくりしたんですけど、神山くんは僕と20歳以上違うのに、僕よりものすごくしっかりしている。僕が稽古の合流が遅れて、せりふがオタオタしたり、実際に間違うこともあるんだけど、僕がどれだけ悪球を投げても、胸元にちゃんと返してくれる」とエピソードを語った。
続けて、「舞台上で、どんなアクシデントにも、一番落ち着いて対処しているのが神山くん。座長がこういう方だと安心」と語った。
木村も「八嶋さんが言うように、神ちゃんは芯が一本通っている。こちら側が何をしても、全部受け取って真っすぐ返してくれるのでとてもやりやすい。八嶋さんも太陽みたいな人で稽古場がいつも明るかったです」と笑顔で話した。
また、作品の内容にちなみ、「幽霊であっても会いたい人」を尋ねられた神山は「僕はジャニー(喜多川)さんです」と即答。
「すごく偉大な方やし、僕を見つけて、デビューもさせてくれた方。今こうしてお仕事ができるのも、ジャニーさんがいたからなので」と語った。
続けて、「芸能界の父。僕らの芸能活動を見守ってくれていると思うし、『頑張っているよ』としっかり伝えたい相手も、ジャニーさんです」と明かした。
舞台は12月8日~26日、都内・PARCO劇場、2023年1月11日~16日、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。
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