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「競争の番人」“小勝負”坂口健太郎の過去が明らかに “藤堂”小日向文世の「ヒールっぷりが素晴らしい」

「競争の番人」(C)フジテレビ

 坂口健太郎と杏がW主演するドラマ「競争の番人」(フジテレビ系)の第8話が、29日に放送された。

 本作は、“公正取引委員会”を舞台に、天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口)と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)がバディを組み、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、談合やカルテルなどの不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す様子を描く。

 公正取引委員会・第六審査、通称ダイロクで働く小勝負は、検察官の緑川瑛子(大西礼芳)に呼び出され、検察の保管庫で見つけたという15年ほど前の死体検案書を見せられる。

 そこには、「ラクター建設」や第六審査長の本庄聡子(寺島しのぶ)の名前があり、それを見た小勝負は表情を曇らせた。

 15年前、本庄は公取の四国支社にいた。そこで新たに取り組むことになったのは、建設工事の談合疑惑。ゼネコン大手の一角であるラクター建設の関与が疑われるが、有力な情報は得られずにいた。

 本庄は、同僚の三島徹(今井悠貴)と共に、ラクター建設の木下健一(石井正則)から話を聞くが、木下は否定し、社員への聞き込みも迷惑だと断った。

 しかし、本庄は、木下が目を離した隙に小さな建設会社「小勝負建設」の調査資料があることを発見し、小勝負建設の社長の誠(高橋努)に話を聞きに行く。

 放送終了後、SNS上には、「このドラマの悪人役、最初から最後までずっと憎らしいのがすごい」「(国土交通省・事務次官・藤堂役の)小日向文世さんのヒールっぷりが素晴らしい」「それぞれに守りたいものがあって、それぞれの守り方がある。過去と今がつながる回だった」といった感想が集まった。

 また、ラストでは小勝負が何者かに刺されそうになるところを本庄が間に入って助けるというシーンが放送された。

 これを見た視聴者からは「まさか、このドラマで殺傷事件が起きるとは! 気になる」「いきなりシリアスな展開でドキドキした」「小勝負さんと本庄さんは同じ気持ちだと信じたい」などのコメントも寄せられた。

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