小松菜奈、映画『余命10年』は「本当に特別な作品」 坂口健太郎「豊かで美しい作品に巡り合えたことに感謝」

2022年7月21日 / 06:49

(左から)坂口健太郎、小松菜奈、藤井道人監督 (C)エンタメOVO

 映画『余命10年』デジタル配信/ブルーレイ&DVDリリース記念イベントが20日、東京都内で行われ、出演者の小松菜奈、坂口健太郎と藤井道人監督が登壇した。

 本作は、小坂流加氏の同名小説を映画化。数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松)が、地元の同窓会で和人(坂口)と出会い、互いに強く引かれ合う様子を描く。

 累計興行収入30億円の大ヒットを記録した本作。公開から時を経た今、「改めて自分にとってどんな作品か」と尋ねられた小松は「本当に特別なものになったというのは間違いないです。おばあちゃんになってもそう思えるんじゃないかな。それぐらい(撮影時は)とてもいい時間でした」としみじみ語った。

 周囲の反響も大きかったそうで、「街を歩いていると、若い男の子に『余命10年見ました』と話し掛けられたり、親子連れやおばあちゃんとか、本当に幅広い年齢の方に見ていただけたんだなと実感しています」と喜びを語った。

 坂口は「この作品は、とても美しい時間の中で撮影させてもらったので、完成作を見る前から“すごいものができるんだろうな”という予感が何となく頭の中にありました」と告白。

 続けて、「役者として、時間を掛けても、これほどたくさんの人に愛される作品にはなかなか巡り合えなかったりもする。だからこれだけ豊かで美しい作品に巡り合えたことに、僕はすごく感謝したいです」と笑顔で話した。

 この日は、事前にファンが投票した「劇中の好きなシーンランキング」を、メーキング映像を織り交ぜながら発表した。

 1位に輝いたのは、夜桜が舞い散る中、茉莉と和人が笑顔を交わすシーン。2人が初めて心を通わせるシーンでもあり、藤井監督は「互いに大事な存在になるまで…、言葉はなくても一つの感情を共有する場面を描きたかった」と説明。

 小松が「満開の桜がめちゃくちゃきれいで…」と懐かしむと、坂口も「この印象的なシーンを作るために、全員の力を総結集したような感覚がありました」と撮影時を振り返った。

 


芸能ニュースNEWS

メジャーリーグを舞台にした「Take Me Out」開幕  原嘉孝「精いっぱい考えながら演じていきたい」

舞台・ミュージカル2025年5月16日

 舞台「Take Me Out」初日前会見&公開ゲネプロが16日、有楽町よみうりホールで行われ、出演者の玉置玲央、三浦涼介、原嘉孝ほかが登壇した。  本作は、メジャーリーグを舞台に同性愛者であることを告白した名選手とそのチームを描いた作品で … 続きを読む

「波うららかに、めおと日和」「メールですぐに連絡が取れる令和の時代に昭和が刺さる」「携帯がない時代の恋愛にドキドキする」

ドラマ2025年5月16日

 「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美(芳根京子)の … 続きを読む

「PJ ~航空救難団~」「キャスト陣のリアルさあふれる訓練の様子は本当にすごい」「内野聖陽の暑苦しさが魅力。暑苦し過ぎて涙が出てくる」

ドラマ2025年5月16日

 「PJ ~航空救難団~」(テレビ朝日系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、航空自衛隊航空救難団に所属する救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を育てる救難教育隊の教官・宇佐美誠司(内野聖陽)と、選抜試験を突破した訓練生たち … 続きを読む

「Dr.アシュラ」“朱羅”松本若菜と“ナオミ”小雪のWオペに反響 「動脈瘤と腕の同時手術がすごかった️」「ゾクゾクした」

ドラマ2025年5月15日

 松本若菜が主演するドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)の第5話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、時に重症患者2人を同時にオペするなど、鬼神・阿修羅のごとく振る舞う様子から“アシュラ先生”と呼ばれるスーパー救命 … 続きを読む

「天久鷹央の推理カルテ」“鷹央”橋本環奈が手術室殺人の謎を解明 「2週にわたる伏線回収がすばらしかった」

ドラマ2025年5月14日

 橋本環奈が主演するドラマ「天久鷹央の推理カルテ」(テレビ朝日系)の第4話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレあり)。  本作は、驚異の知能を誇る診断医・天久鷹央(橋本環奈)が、内科医・小鳥遊優(三浦翔平)と医学的な知見と診断能力を武 … 続きを読む

Willfriends

page top