「鎌倉殿の13人」新垣結衣「千鶴丸と鶴丸がしっかり重なってしまって」北条義時の妻・八重に訪れた悲しい最期

2022年5月29日 / 20:55

八重役の新垣結衣 (C)NHK

 NHKで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。5月29日に放送された第21回「仏の眼差し」では、主人公・北条義時(小栗旬)の妻・八重が悲しい最期を迎えた。これに関連して、大河ドラマ初出演でここまで八重を好演してきた新垣結衣がコメントを発表した。

 まず、八重が身寄りのない子どもたちの世話をしていることに対して、息子の金剛(後の3代執権・北条泰時)が、寂しさを口にするシーンの舞台裏について、「『母上は金剛の母上なのに自分だけじゃ駄目なのか』というのを、演出としてちょっと言いづらそうにする、という間があったんです」と説明。

 続けて、自身が演じた際の心情を、「金剛がそれだけ思い切らないと、そういう自分の願望のようなものを素直に発言させてあげられない状況になってしまっている、ということに気付いた瞬間は、やっぱり『本当にごめん』という気持ちになりました」と打ち明けた。

 さらに、「でも、身寄りのない子どもたちを助けてあげたい、つらい思いをしている人たちを助けてあげたいというのは、八重が新しく見つけた生きる意味のようなものなので、金剛には我慢をさせて本当にかわいそうなことをしているなと思いました」と付け加え、複雑な心情を吐露した。

 また、義時が新たに預かってきた少年、鶴丸との出会いについても言及。八重は「鶴丸と出会った瞬間は、『(かつて失った息子の)千鶴丸と名前は似ているな』というようなことは思ったかもしれませんが、そこまで運命というものは感じていなかったと思います」とのこと。

 とはいえ、やはり無関係ではいられなかったらしく、最後は「鶴丸が溺れてからのシーン、川のシーンでやっぱり千鶴丸と鶴丸がしっかり重なってしまって、周りが見えなくなるというか、千鶴丸が自分のもとから離れてしまったときに、一瞬、八重の中で時間が戻ってしまったような感じだったのかなと思います」と締めくくった。


芸能ニュースNEWS

長尾謙杜&山田杏奈がW主演 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶

映画2025年11月6日

 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい」「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」

ドラマ2025年11月6日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

Willfriends

page top