永瀬廉、初時代劇は「めちゃめちゃ楽しかった」 小池徹平「NG出さない」と永瀬の器用さに驚く

2021年12月14日 / 21:06

江戸から来た青年・伊嶋壮多を演じる永瀬廉 (C)NHK

 NHK土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」のリモート取材会が14日、開催され、出演者の永瀬廉(King & Prince)、小池徹平が出席した。

 「わげもん」とは「和解者(わげもの)」=通訳者のこと。幕末、激動の国際都市・長崎を舞台に、言葉を操る者たちが、来たる新時代に立ち向かう姿を描く。

 通詞だった父が失踪した謎を追い、江戸から来た青年・伊嶋壮多を永瀬が、有能なオランダ語通詞・森山栄之助を小池が演じる。

 オファー時のことを尋ねられた永瀬は「最初、タイトルを見たときは『何だこれ?』と思ったけど、いろいろ企画書やストーリーを読ませてもらって、『NHKさんで時代劇をやれるんや』と。そのうれしさがまずありました」と明かした。

 また、「かつらをかぶって、という時代劇も初めて。そういう雰囲気の中で、お芝居をする経験がめちゃめちゃ楽しかったです」と笑顔で振り返った。

 劇中では、小池と共にオランダ語を操る役どころ。永瀬は「大変でした。発音が変わっていて、Gの発音がうがいのような発音で。2人で現場でも練習するのですが、はたから見たら、どんなにたんが絡んでんねん、という感じで結構うるさかったと思います」と笑わせた。

 小池も「クランクインまで2週間しかなくて、相当頑張りました。リモートでオランダの先生とやり取りをしたりして。移動中も、家でもずっと練習していました。役作りとしては、今までで一番苦労したんじゃないかな」と振り返った。

 そんな最中も、小池は永瀬の上達ぶりに驚いたことを告白。「せりふの追加や変更が、本番3日前とかにあると、俺は『まじやめてくれ。無理無理』と思うのですが、廉は撮影でバッチリ決めてくる。忙しいのに、いつ覚えているんだろうと。NGも出さないし、すごいなって。器用なんでしょうね」と語った。

 ドラマはNHK総合で2022年1月8日から毎週土曜午後9時に放送(全4回)。


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