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小栗旬が主演するドラマ「日本沈没-希望のひと-」(TBS系)の最終話が、12日に放送された。
本作は、1973年に刊行された小松左京の原作をアレンジしてドラマ化。日本沈没という未曾有の事態に立ち向かう環境省の官僚・天海啓示(小栗)らの姿を描く。(※以下、ネタバレあり)
日本政府は、日本が沈没するという地震学者・田所雄介(香川照之)の研究結果を受けて、全国民の移民交渉を進めていた。
そんな中、東山首相(仲村トオル)を狙った爆弾テロが起き、首相とその場に同席していた地球物理学者の元教授・世良徹(國村隼)が重傷を負う。
国内の情勢が不安定と判断され、移民計画に影響が出ることを恐れた日本政府は、早急に里城副総理(石橋蓮司)を総理代行に立てて世界にアピールした。
無事に進行していくかのように思えた移民計画だったが、その矢先、関東沈没の避難所で、ある感染症が発生する。
放送終了後、SNS上には、「地震の恐ろしさが分かる。国を失うという、まさに足元が崩れていくかのような喪失感。それでもわれわれは生きていかなければならない。現実にも重なるような部分が多く、考えさせられます」「ドラマとはいえ、日本がどんどん沈んでいくシーンは胸が詰まる思いがした。地震…怖いな」「ずっとハラハラしながら見ていた」といった感想が投稿された。
また、主人公を演じた小栗と、小栗演じる天海の盟友・常盤を演じた松山ケンイチについて、「最高の相棒だった」「2人のすれ違いだったり、苦しい感情から、お互いが分かり合うところがとてもいい」「2人ともカッコ良かった」という声も集まった。
物語のラストでは、ついに日本沈没が始まるが、間一髪のところで一部が沈まずに日本の国土が残った。これについて、「驚きの展開だった」「わが家は残った!」などのコメントが寄せられ、大きな反響を読んだ。
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