松本幸四郎ら、歌舞伎座公演再開に喜びの声 「幸せを存分にかみ締めながら務め切る」

2020年7月13日 / 16:36

 歌舞伎座8月公演「八月花形歌舞伎」制作発表会見が13日、東京都内で行われ、松本幸四郎、市川猿之助、片岡愛之助、中村勘九郎、中村七之助が出席した。

 新型コロナウイルス感染の拡大を防ぐため、3月から公演を中止していた歌舞伎座が、8月から公演を再開することを決定。初めての“四部制”で、清掃・消毒のため、各部完全入れ替え制で実施する。

 幸四郎は「ついにこの日が来た、という思いでいっぱい。また歌舞伎座でお芝居ができる、その幸せを存分にかみ締めながら務め切りたい」と言葉に力を込めた。

 猿之助は「役者、スタッフ全体がとても喜んでいる。この先もどうなるか分からない不安があるが、引き続き気を引き締めてやっていく」と語った。

 当面、感染防止のため、「高麗屋!」などと屋号を叫ぶ“大向う(掛け声)”は禁止となる。愛之助は「大向うがないというのは、非常にガクッとくるものがあるが、今回はそんなことは言っていられない。僕は『大向うさん(3階席後方の観客)は、SE(音響効果)でいいのでは』と提案したけれど、それは却下されました」と明かして笑わせた。

 また、「外出自粛中に挑戦したこと」を尋ねられた演者たち。幸四郎が「本棚を買ったり、パンを自分で焼いたり、髪の毛を染めたり、全部しました」と明かすと、猿之助は「とにかく本を読みました。空っぽだった脳みそが半分ぐらい埋まりました」と笑顔で語った。

 勘九郎は「親子で稽古に励みました。後は、『あつまれどうぶつの森』『ドラクエ』『聖剣伝説』など…」とゲームにハマっていた様子。七之助は「猿之助さんからもらった電気圧力釜で料理をするようになった。あとは韓流ドラマの『愛の不時着』と『梨泰院クラス』は全部見ました」と明かした。


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