尾野真千子、怪談ドラマで希代の悪女役 「ブラジャーを着けないで頑張りました」

2019年10月1日 / 17:28

柄本佑(左)と尾野真千子

 BSプレミアムドラマ「令和元年版 怪談牡丹燈籠 Beauty&Fear」の試写会が1日、東京都内で行われ、出演者の尾野真千子、柄本佑、若葉竜也、上白石萌音が出席した。

 本作は、恋い焦がれて死んだ美しい容姿の娘・お露の幽霊が、カラン、コロンと下駄の音を響かせながら、夜ごといとしい新三郎を訪ねる、という幻想的なシーンが有名な怪談をドラマ化したもの。

 本作で、家の乗っ取りをたくらむ希代の悪女・お国を演じた尾野は「せりふは難しかったけれど、楽しい現場でした。出来上がりを見てとても満足しています」と笑顔であいさつした。

 お国と、不義密通を犯す源次郎を演じた柄本も「ほとんどが尾野さんとのシーン。本人を前にして言うのもなんですが、非常にすてきな女優さん。これからすったもんだがあるのですが、一緒にせりふを交わす一言一言が楽しかった。尾野さんだったからこの源次郎という役に挑めたのだと思います」と語った。

 そんな尾野は、撮影での苦労を問われると、「悪女なんで、大変なシーンもある。ブラジャーを着けていない。この時代にないものがちょっとでも見えちゃうと嫌なので。その中できれいに見せるにはどうしたらいいか、となるとやっぱり着けないのが一番。そこは頑張りました」と胸を張った。

 さらに「お国に共感できたか?」と聞かれると、「分かりたくない半面、分かってしまう。女だから。ドロドロしたものがあればあるほど魅力的に見えるし、悪女というものにちょっとした憧れもあります」と複雑な心境を語った。

 一方、焦がれ死にするお露を演じた上白石は「好き過ぎて死ぬ、ってどういうことなんだろうと思っていたけど、実際に撮影してみると『あるかもしれない』と思った。私はそこまで人を好きになったことがないので、そういう恋も1回はしてみたい。あっ、やはりいいです」と笑わせた。

 ドラマはNHK BSプレミアムで10月6日、午後10時から毎週日曜日に放送。全4回。

(左から)上白石萌音、柄本佑、尾野真千子、若葉竜也


芸能ニュースNEWS

「ひと夏の共犯者」最終回 巧巳と眞希の恋が「はかなくて切ない」 「橋本将生くんの成長が見られた」「特別編が楽しみ」

ドラマ2025年12月20日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の最終話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

Willfriends

page top