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木村文乃、振り込め詐欺グループを追い詰める刑事役を熱演 「隣にある話だと思って見てほしい」

木村文乃(左)と高杉真宙

 土曜ドラマ「サギデカ」第1回の試写会が20日、東京都内で行われ、出演者の木村文乃、高杉真宙、制作統括の須崎岳氏、演出の西谷真一氏ほかが会見に出席した。

 本作は、振り込め詐欺グループの摘発に心血を注ぐ警視庁の女性刑事の姿を描く社会派ヒューマンドラマ。物語は、振り込め詐欺を取り締まる警察、被害者、振り込め詐欺に手を染める若者たちの、三者の視点で展開する。

 須崎氏がNHKの記者から聞いた「今は振り込め詐欺が当たり前になってしまい、報道自体も減っているが、実は手口が巧妙化し、被害が拡大している。このまま放っておくと大変なことになる」という話がきっかけとなって生まれた。

 主人公の刑事・今宮夏蓮を演じる木村は「資料の充実ぶり、綿密さに驚いた」と語り、「実際に起きた事件が基になっている。綿密な下調べと、記者、警察関係者の話があって出来上がった。大げさな話ではなく、隣にある話だと思って見てほしい。ドラマとしても展開が早くてスピーディー。しかも内容が濃い」と作品の魅力をアピールした。

 一方、振り込め詐欺グループの一員・加地颯人を演じる高杉は「詐欺師側にもどうにもならなかった事情があり、それが映像になってストレートに伝わる。脚本家の安達奈緒子さんから『加地くんを愛してほしい』と言われ、必死にもがきながら撮影した」と撮影を振り返った。

 また、シリアスな問題を扱いながらも、人間味あふれる展開を見せるのが本作の魅力の一つ。西谷氏は「クランクインして数日後の食事会で、木村さんから『女優は褒められれば、褒められるほど輝く』との名言をもらったので、次の日から、『かわいい』と言い続けたら、本当に輝いていった。普段とは違う明るいオーラが花開いた」と撮影の裏話を披露。和やかな現場の様子がうかがえた。

 ドラマは31日からNHK総合で毎週土曜午後9時から放送。

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