エンターテインメント・ウェブマガジン
毒親と毒娘を演じた寺島しのぶ(左)と足立梨花
WOWOW「連続ドラマW 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー」完成披露試写会が25日、東京都内で行われ、出演者の寺島しのぶ、足立梨花、清原果耶、中村ゆり、倉科カナ、吉田康弘監督、滝本憲吾監督、原作者の湊かなえ氏が出席した。
本作は湊氏の短編集を原作に、母と娘、姉と妹、友だち、男と女を題材に、愛おしい愚か者たちが織りなすミステリードラマを全6話で描く。
第1話と第2話で、毒親と毒娘役で対立した寺島と足立。寺島は、自分に負けないくらいの毒娘を演じた足立を称賛。「結構お母さんはエグいことを言うので、あまり娘がかわいそうと思わせすぎるとバランスが悪いと思われてしまいますが、足立さんとは初めて会ったときに『毒だ』と思えたんです」とコメント。足立は「褒められてる気がしない」と苦笑いを浮かべつつ、「そう言っていただけてうれしいです」と喜んだ。
清原は、第3話で、すべて自分のせいだと信じ続ける女性を演じた。清原は「真っすぐな子ですが、何かアクションを起こす度に、そのアクションに愛が大きく詰まりすぎてしまって。撮影はギュッと短い期間でしたけど、とにかく労力を使いました」と振り返った。
第4話で、ライバルに嫉妬心を燃やしながら脚本家を目指す女性を演じた中村は、「黒いことも思ったりするけど、きっと誰もが思ったことのある感情だと思って、とても共感できました」とコメントした。
第5話で、優しすぎて殺人を犯してしまう女性を演じた倉科も「『優しいとは何か』という価値観が揺らぐような作品。現場にいても、世の中は回っていくのに自分だけが置いていかれる感覚があり、とても疎外感を感じましたね。撮影中は苦しかったですが、現場はとても楽しかったです」と振り返った。
トークの最後には原作者の湊氏も出席。「善人だけどどこかでボタンのかけ違いが起きたり、足を踏み外してしまったり。女性だったらどなたかに気持ちを寄り添わすことができると思いますし、男性も身近にいらっしゃる女性を誰か思い浮かべるはず。どこか自分の世界の延長として作品を楽しんでいただけたらと思います」と解説していた。
ドラマは7月6日から、WOWWOWプライムで毎週土曜午後10時に放送。
ドラマ2025年4月1日
板垣李光人と中島裕翔が主演するドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」(フジテレビ系)の第10話が、31日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 青木(中島)の姉夫婦が殺されて、その後、脳は第九でMRI捜査されることになった。変わ … 続きを読む
ドラマ2025年4月1日
清野菜名が主演するドラマ「119エマージェンシーコール」(フジテレビ系)の最終話が、31日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 粕原雪(清野)が所属する司令課3係に療養中だった堂島信一(佐藤浩市)が復帰。指令台に着いた途端に「あなたた … 続きを読む
ドラマ2025年3月31日
広瀬すずが主演するドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS系)の最終話が、28日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘・山下心麦(広瀬)が、遺された手紙を手掛かりに真相に迫る … 続きを読む
ドラマ2025年3月30日
「相続探偵」(日本テレビ系)の第10話(最終回)が、29日に放送された。 本作は、くせ者だが頭の切れる相続探偵・灰江七生(赤楚衛二)が、個性豊かな仲間たちと共に、痛快に、時に大真面目に事件を解き明かす、爽快感あふれる相続ミステリー。(* … 続きを読む
ドラマ2025年3月30日
「TBS DRAMA COLLECTION 2025 Spring」が29日、東京都内で行われ、この春スタートする日曜劇場「キャスター」の阿部寛、永野芽郁、道枝駿佑、岡部たかし、火曜ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」の多部未華 … 続きを読む