岡田准一、中島哲也監督は「いい意味で、クレイジー」 小松菜奈「監督は変態なんじゃないかなと思った」

2018年11月27日 / 16:06

岡田准一(左)と小松菜奈

 映画『来る』の公開直前イベントが27日、東京都内で行われ、出演者の岡田准一と小松菜奈が出席した。

 本作は、第22回日本ホラー小説大賞受賞作『ぼぎわんが、来る』を『告白』『渇き。』の中島哲也監督が映画化したもの。“あれ”に狙われた人々の心の闇を描く。

オカルトライターの野崎を演じた岡田は、映画がつい先日完成したことを明かし、「本当にギリギリ。その日にできなければ(公開に)間に合わない、という最終リミッターの日にできたみたい。映画『来る』が、“来ない~!”ってなっていたかも…」と笑わせた。

 中島監督については「非常にこだわる方。撮っているときも、僕が『間に合いますか?』と聞いたら『知らないよ、そんなの』と言われていたので…」とエピソードも披露。

 「でもそういうところ(最終期限)はしっかり守る監督。本当にすごい、監督の作品ができたと思う。監督はいい意味で、クレイジー」と語った。

 一方、小松は、霊媒師の血をひくキャバ嬢・真琴役を演じた。完成作を見た感想を「目まぐるしく強烈な映像を見たな…という感じ。(監督は)変態なんじゃないかなと思った。いい意味で…」とコメントした。

 また、厳しい演出で知られる中島監督だが「私もすごくたくさん言われた。『青春映画のやり過ぎだ』とか、『こんな芝居をここでしなくていい!』とか…」と苦笑交じりに振り返った。

 だが、岡田はそんな2人の関係性がうらやましかったようで、「愛情がある。親と子のような。『どこで覚えてきたんだ、そんな芝居!』とか言われていたよね」と笑いながら回想。

 岡田自身も厳しく指導されたそうだが、「僕は1回(せりふを)かんだときに、『賞とか取っているんでしょ。かむのはどうなの?』ってディスられました」と明かし、会場を盛り上げた。

 映画は12月7日から公開。


芸能ニュースNEWS

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

「あのクズを殴ってやりたいんだ」「腹筋キスはやば過ぎた」「奈緒ちゃんのボクシングすご過ぎ!」

ドラマ2024年11月20日

 ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第7話が、19日に放送された。  本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメ … 続きを読む

Willfriends

page top