岡田准一、79歳木村大作監督は「本当にエネルギッシュ」 「お父さんだったら、いつも怒られちゃうかな」

2018年9月20日 / 10:21

「第42回モントリオール世界映画祭」の賞状を掲げる(左から)木村大作監督、岡田准一、西島秀俊

 映画『散り椿』のシニア夫婦限定試写会が19日、東京都内で行われ、出演者の岡田准一、西島秀俊と木村大作監督が出席した。

 本作は、直木賞作家・葉室麟氏の同名時代小説を映画化。藩を追放された男(岡田)が、妻の最期の願いを胸に権力に立ち向かっていく姿を描く。

 観客から「若さの秘訣」について聞かれた木村監督は、「好きに生きる。タバコは吸い放題。自由に暮らしていけば長生きすると思います」とマイペースに回答。

 そんな木村監督について岡田は、「御年79歳ですが本当にエネルギッシュ」とコメント。西島は「大作さんはよく『バカヤロー!』と怒鳴っているのですが、とても愛情があるので、若いスタッフも萎縮することなく『すみませーん!』という感じ。僕が憧れていた撮影所の空気を、そのまま体現されている方」と振り返った。

 「木村監督が自分の父親だったら?」と尋ねられた岡田は、「お父さんだったらすごく難しい人だろうな。いつも怒られちゃうかな」と苦笑い。また劇中で木村監督が“斬られ役”として出演もしていることについて、「実は僕が撮りました。僕に『俺が死ぬところを撮れ』と言うんですよ。すごくいろいろなことを考えさせられる言葉で…。とてもロマンチックな方なんです」と撮影秘話を明かした。

 西島は、「僕の父も昔はかなり怖かったのですが、最近になって優しくなり、仕事や男としての話ができるようになった。大作さんも若い僕らと毎晩食事に行き、いろいろな話をしてくださる。イメージが重なるところが多い」と明かした。

 「第42回モントリオール世界映画祭」にて、最高賞のグランプリに次ぐ審査員特別賞を受賞した本作。木村監督は「どうせ獲るなら、金にしたかった」と本音を漏らし「機会があったら次は金を狙いたい」と宣言して、会場を盛り上げていた。

 映画は9月28日から全国公開。


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